
三椏の蕾です。3月半ばにもなると、オレンジ色の花が香り良く咲く三椏は、
楮(こうぞ)、雁皮(がんぴ)などと並んで和紙の原料になります。
三椏を使った和紙は質も良く、紙幣、証紙、鳥の子などに使われているそうです。
写真で分かるでしょうか、枝が必ず三本に分かれています。
万葉時代から歌にも詠まれておりますが、
その時代はサキクサと言われていたようです。
春されば先づ三枝(サキクサ)の幸(さき)くあらば
後にも逢はむな恋ひそ我妹(わぎも)

今日は暖かでした。少しでもあたたかになると花好きのこころは
うずうずして来て、早速花の枯れ枝を切ったり、
花芽がでているかな?と見てみたり、
あっ、と言う間に2,3時間が過ぎてしまいました。
クリスマスローズはどの株の根本にも写真のような蕾が!!
うれしい嬉しい春の訪れも間近かですね~♪♪♪