ミモザの花咲く庭から

一期一会に感謝     写真中心のブログです

地(つち)もせつなし

2009-08-16 | Weblog
    日曜日の朝はNHK教育テレビの短歌と俳句の番組を観ています。
    素敵な作品にめぐり会えたら嬉しいな・・・。
    それに加えて、背景を飾るお花がとても素敵なので、楽しみです。    

     今日は木俣修さんの歌がとりあげられていました。
     終戦の日に因んだ一首でしょうか。
     戦争は何だったのか・・。複雑な思いで玉音放送を聞かれたのでしょうね。

     私の実家では叔父がルソン島で戦死しているので、戦没者の家です。
     写真でしか知らない叔父は、商社員として名古屋で勤務していたとの事。
     18年生まれの兄はこの叔父におんぶしてもらった事があると
     母から聞いたことがあるので、戦争がもうすこし早く終わっていれば
     死なずに済んだであろうものを・・・。
     祖母の部屋で寝起きしていた私は、出征の日に玄関で撮ったと言う
     叔父の写真に毎日手を合わせている祖母の姿を見続けていました。
     さらには、母の弟(母方の叔父)も、祖母の甥も戦死していると言う
     戦争の傷を一杯もった家で育ってきたのでした。
     
     

           選者の後ろのお花のアレンジ。
          
コメント
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