昔の面影を残す宿が好きであります。
美しく修復改修された富士屋ホテルに初めて泊まりました。
箱根は日帰りできる場所で、会社の保養所には泊った経験があるものの宿泊施設は利用したことがありませんでした。
こんな時期だからこそ泊ってみることにしました。
今までで一番のホテルでした。
何が違うかというと
スタッフの方がゲストとすれ違う時に立ち止まって挨拶してくれるのです。
この礼儀。。子供の頃に習った。
先生がいらっしゃるのが見えたら立ち止まって先生がいらっしゃるまで待ち、挨拶する。
習った事ではあるけどこのような礼儀を見たことがありませんでした。
そして初めて目の当たりにしました。
それは自分でもそうしたいと思うとても素敵なマナーでした。
習っただけで実行はしてなかった訳です。。
このホテル。。有名クラシックホテルという事だけではない!と思いました。
客室は 明治24年建築の本館、明治39年建築の西洋館、昭和11年建築の花御殿、
昭和35年建築のフォレストウイングの4棟からなります。
部屋の好みとしては花御殿だったのですが、せっかくなので一番古い本館に泊まって見ることにしました。
フロントの前の階段を上がるとお部屋があります。ツインのお部屋からは箱根の山なみと西洋館、花御殿が見えました。
クラシックホテルらしく高い天井です。窓側には広縁のような空間があり、雰囲気良くベッドルームと区切られています。
現代的なエアコンはクラシックな囲いがされ、現代的な冷蔵庫は家具の中にありました。
勉強になる。
リニューアルされたホテルには、ホテルの歴史がわかるミュージアムコーナーや様々な本が並ぶ宿泊者専用ラウンジがあります。
箱根の観光もそこそこに早めにチェックインをして楽しみました。
まずはそこかしこに施された彫刻に魅せられました。素晴らしいのです。
フロント手前、階段を上がったところにある猿と蛇の彫刻が気に入りました♪
鬼門となる場所の為の彫刻だそうです。
ホテルまるごと美術館ですね。
ホテルの歴史がわかるミュージアムコーナーではどのように修復されたかがわかるビデオを見ることが出来たり、
旧館で使用されていた備品やバスタブなどの設備も見ることが出来ました。
宿泊者専用ラウンジはとても居心地が良い場所で、温泉施設のあるフォレストウイング2階にあります。
せっかく素敵なお部屋があるのにいつまでも居たくなる場所でした。
旧御用邸 菊華荘を除いてはすべて廊下で繋がっています。
しかしながら階数も様々な事もあり少々複雑で最初は迷子になる事もありました。
ミュージアムコーナーに行く途中にプールを見掛けました。
日本で最初の天然温泉プールです!
せっかくなので利用してみる事にしました。
しかしながら廊下からガラスの扉をあけるとすぐにプールサイド。。。どこで着替えたりするのか??
部屋で着替えてから行くのか??フロントで確認しました。
プールサイドに着替えるコーナーやトイレ、シャワーが個室で完備されていました。
ローマ風彫刻がおいてあったり、内装やプールはタイル張り、天井も特徴があってレトロな雰囲気です。
広くは無いですが楽しい時間を過ごせました。是非利用してみてください♪
夕食はレストランカスケード大正9年建築の旧宴会場を復原したとのこと。
和洋折衷の素敵なレストランで天井の間接照明には白い鳥がとまっていたり、愛らしいレストランです。
このリニューアルで加えられたのかな?と思ったのですが、昔から居るとの事です♪
こんな可愛い仕掛け、最近では逆に出来ないかもしれないですね。
帰り際に「また白い小鳥に会いに来てくださいね」とのホテルの方。
素敵です💗
もう一つこのホテルを象徴とするメインダイニング・ザ・フジヤがあります。
こちらが良くTVなどで取り上げられるレストランです。
登り龍(トップ写真)がいる食堂棟です。
このレストランの下の階にあるバー・ビクトリアへと探検は続きます。
アンティークなソファと机がならび天井にはこれまたそれぞれ違うアートのような幾何学模様がデザインされています。
程よい明るさで落ち着きがあり、静かにカクテルを1杯楽しんでから外を散歩してみました。
すると近くの山に京都の大文字焼のように瓢箪のライトアップがありました。
ホテルのフロントの方に質問すると丁寧に説明してくださいました。
秀吉が小田原攻めの際、箱根で戦いの傷をいやすために訪れた事を歓迎する意味があり、
歓迎の意味で土日祝日など観光客が多く訪れる時にライトアップされるのだとか。
泊ってみないと知らずにいた事でした。
ホテルの道を挟んで向かいに旧御用邸 菊華荘があります。
朝食はザ・フジヤと菊華荘を選択する事が出来ました。悩んだ末に菊華荘へ。
御用邸であっただけに素晴らしいしつらえでした。
目の前に広がるお庭は散策する事も出来、食事の後に散策しました。
立体的なお庭で池や水の流れもあります。苔が美しく、歴史を感じる大きな木もありました。
上の方には野点が出来そうな茶室小屋があります。
是非散策してみてください💗
探検はまだまだ続きます!
ホテルのそれぞれの棟が囲むようにホテル・ガーデンという大きなお庭があります。
フロント奥の扉から出ていくことが出来ました。こちらも水の流れがあり、滝があったりと立体的なお庭です。
途中 幸福のチャペルや水車小屋、温室などがありました。
注目すべきは「ホテルの守り神」の古井戸です関東大震災の時にホテルを助けたのだそうです。
山の斜面を利用した横井戸形式だそうです。
チェックインからアウトまでで時間が足りないぐらい見ごたえのあるホテルでした。
建物も素晴らしいですが、ホテルマンの方々が更に素晴らしい!
おもてなしの沢山つまったホテルです。
是非ともまた泊まりたい♪
現在のホテルの入口は地下部分から
昔の玄関は回転式でした(利用できます)
お気に入りの猿と蛇の彫刻
フロントにも素晴らしい彫刻。 柱には尾長鶏
ホテルロビー
仕切られた広縁
美しいバスルーム(リニュアルされているので。。)
隠されたエアコン
隠された冷蔵庫
スパ用の袋もデザインされいます。(富士の形)
部屋からの眺め
廊下も素敵です
ミュージアムの様子①
ミュージアムの様子②
居心地の良い宿泊者専用ラウンジ
本棚もアート(何の本が隠れているか?!)
カスケードにいる白い小鳥
バーの様子
ホテルから見えた歓迎の瓢箪
旧御用邸 菊華荘
食事のお部屋からの風景
お庭の様子(菊華荘)
苔が美しい(菊華荘)
お庭の高台から菊華荘を臨む
本館1階レベル
滝が流れています(ホテル・ガーデン)
人面魚?!(ホテル・ガーデン)
懐かしいポストがありました♪(ホテル・ガーデン)
ホテル・ガーデンの様子
温室(ホテル・ガーデン)
水車小屋(ホテル・ガーデン)
ホテルを救った井戸跡(ホテル・ガーデン)
美しく修復改修された富士屋ホテルに初めて泊まりました。
箱根は日帰りできる場所で、会社の保養所には泊った経験があるものの宿泊施設は利用したことがありませんでした。
こんな時期だからこそ泊ってみることにしました。
今までで一番のホテルでした。
何が違うかというと
スタッフの方がゲストとすれ違う時に立ち止まって挨拶してくれるのです。
この礼儀。。子供の頃に習った。
先生がいらっしゃるのが見えたら立ち止まって先生がいらっしゃるまで待ち、挨拶する。
習った事ではあるけどこのような礼儀を見たことがありませんでした。
そして初めて目の当たりにしました。
それは自分でもそうしたいと思うとても素敵なマナーでした。
習っただけで実行はしてなかった訳です。。
このホテル。。有名クラシックホテルという事だけではない!と思いました。
客室は 明治24年建築の本館、明治39年建築の西洋館、昭和11年建築の花御殿、
昭和35年建築のフォレストウイングの4棟からなります。
部屋の好みとしては花御殿だったのですが、せっかくなので一番古い本館に泊まって見ることにしました。
フロントの前の階段を上がるとお部屋があります。ツインのお部屋からは箱根の山なみと西洋館、花御殿が見えました。
クラシックホテルらしく高い天井です。窓側には広縁のような空間があり、雰囲気良くベッドルームと区切られています。
現代的なエアコンはクラシックな囲いがされ、現代的な冷蔵庫は家具の中にありました。
勉強になる。
リニューアルされたホテルには、ホテルの歴史がわかるミュージアムコーナーや様々な本が並ぶ宿泊者専用ラウンジがあります。
箱根の観光もそこそこに早めにチェックインをして楽しみました。
まずはそこかしこに施された彫刻に魅せられました。素晴らしいのです。
フロント手前、階段を上がったところにある猿と蛇の彫刻が気に入りました♪
鬼門となる場所の為の彫刻だそうです。
ホテルまるごと美術館ですね。
ホテルの歴史がわかるミュージアムコーナーではどのように修復されたかがわかるビデオを見ることが出来たり、
旧館で使用されていた備品やバスタブなどの設備も見ることが出来ました。
宿泊者専用ラウンジはとても居心地が良い場所で、温泉施設のあるフォレストウイング2階にあります。
せっかく素敵なお部屋があるのにいつまでも居たくなる場所でした。
旧御用邸 菊華荘を除いてはすべて廊下で繋がっています。
しかしながら階数も様々な事もあり少々複雑で最初は迷子になる事もありました。
ミュージアムコーナーに行く途中にプールを見掛けました。
日本で最初の天然温泉プールです!
せっかくなので利用してみる事にしました。
しかしながら廊下からガラスの扉をあけるとすぐにプールサイド。。。どこで着替えたりするのか??
部屋で着替えてから行くのか??フロントで確認しました。
プールサイドに着替えるコーナーやトイレ、シャワーが個室で完備されていました。
ローマ風彫刻がおいてあったり、内装やプールはタイル張り、天井も特徴があってレトロな雰囲気です。
広くは無いですが楽しい時間を過ごせました。是非利用してみてください♪
夕食はレストランカスケード大正9年建築の旧宴会場を復原したとのこと。
和洋折衷の素敵なレストランで天井の間接照明には白い鳥がとまっていたり、愛らしいレストランです。
このリニューアルで加えられたのかな?と思ったのですが、昔から居るとの事です♪
こんな可愛い仕掛け、最近では逆に出来ないかもしれないですね。
帰り際に「また白い小鳥に会いに来てくださいね」とのホテルの方。
素敵です💗
もう一つこのホテルを象徴とするメインダイニング・ザ・フジヤがあります。
こちらが良くTVなどで取り上げられるレストランです。
登り龍(トップ写真)がいる食堂棟です。
このレストランの下の階にあるバー・ビクトリアへと探検は続きます。
アンティークなソファと机がならび天井にはこれまたそれぞれ違うアートのような幾何学模様がデザインされています。
程よい明るさで落ち着きがあり、静かにカクテルを1杯楽しんでから外を散歩してみました。
すると近くの山に京都の大文字焼のように瓢箪のライトアップがありました。
ホテルのフロントの方に質問すると丁寧に説明してくださいました。
秀吉が小田原攻めの際、箱根で戦いの傷をいやすために訪れた事を歓迎する意味があり、
歓迎の意味で土日祝日など観光客が多く訪れる時にライトアップされるのだとか。
泊ってみないと知らずにいた事でした。
ホテルの道を挟んで向かいに旧御用邸 菊華荘があります。
朝食はザ・フジヤと菊華荘を選択する事が出来ました。悩んだ末に菊華荘へ。
御用邸であっただけに素晴らしいしつらえでした。
目の前に広がるお庭は散策する事も出来、食事の後に散策しました。
立体的なお庭で池や水の流れもあります。苔が美しく、歴史を感じる大きな木もありました。
上の方には野点が出来そうな茶室小屋があります。
是非散策してみてください💗
探検はまだまだ続きます!
ホテルのそれぞれの棟が囲むようにホテル・ガーデンという大きなお庭があります。
フロント奥の扉から出ていくことが出来ました。こちらも水の流れがあり、滝があったりと立体的なお庭です。
途中 幸福のチャペルや水車小屋、温室などがありました。
注目すべきは「ホテルの守り神」の古井戸です関東大震災の時にホテルを助けたのだそうです。
山の斜面を利用した横井戸形式だそうです。
チェックインからアウトまでで時間が足りないぐらい見ごたえのあるホテルでした。
建物も素晴らしいですが、ホテルマンの方々が更に素晴らしい!
おもてなしの沢山つまったホテルです。
是非ともまた泊まりたい♪
現在のホテルの入口は地下部分から
昔の玄関は回転式でした(利用できます)
お気に入りの猿と蛇の彫刻
フロントにも素晴らしい彫刻。 柱には尾長鶏
ホテルロビー
仕切られた広縁
美しいバスルーム(リニュアルされているので。。)
隠されたエアコン
隠された冷蔵庫
スパ用の袋もデザインされいます。(富士の形)
部屋からの眺め
廊下も素敵です
ミュージアムの様子①
ミュージアムの様子②
居心地の良い宿泊者専用ラウンジ
本棚もアート(何の本が隠れているか?!)
カスケードにいる白い小鳥
バーの様子
ホテルから見えた歓迎の瓢箪
旧御用邸 菊華荘
食事のお部屋からの風景
お庭の様子(菊華荘)
苔が美しい(菊華荘)
お庭の高台から菊華荘を臨む
本館1階レベル
滝が流れています(ホテル・ガーデン)
人面魚?!(ホテル・ガーデン)
懐かしいポストがありました♪(ホテル・ガーデン)
ホテル・ガーデンの様子
温室(ホテル・ガーデン)
水車小屋(ホテル・ガーデン)
ホテルを救った井戸跡(ホテル・ガーデン)