MINの目

MINの目が見つけた事柄をつれづれなるままに綴ります

ほぼ歩き遍路 32番札所⑫ 2017

2018年06月29日 | お遍路好き(修行・高知)
32番札所禅師峰寺

31番の竹林寺を前日に前倒ししてお参りしたので、この日はこのお寺からスタートでした。
はりまや橋のバス停は沢山あり、行く方向によってバス停が違います。
私が利用したいのはJ2路線。看板を頼りに向かいました。

一日に7本程度しかない路線なので乗り遅れられないので緊張感がありました。
バス停を見つけても心配なので、バスを待っていた女性に確認。
バスが来るまで、話しかけてくださりお遍路のことを少し話したりしました。
交通機関利用ならではの出会いです。
このバスに乗り、峰寺通りで下車そこから1kmほど歩きます。
とさでん交通の路線図にはお寺も書かれているので分かりやすく便利です。

お寺は89mほどの山の上にありますので、竹林寺同様の山道があります。
山道に差し掛かる前の民家の塀越しに
ん??!と思うオブジェを見つけて和んだ気持ちになりました。
お遍路道にはたまにこういった発見?楽しく思うことがあります。

さて、山道を登っていき、石段が見えてきたときに立て札も見えてきました!
通行禁止の立て札かと思いきや、

「お疲れ様でした」とのお寺からのメッセージでした。

この先に
も階段は続きましたが、ちょっと嬉しかったです。
このお寺で印象的だったのはタイトル写真にもした「峰寺不動明王」です。
後ろにあるのが屏風岩という奇岩怪石です。
灰色と黒色がマーブル状になった岩で燃える炎のようで不動明王にぴったりでした。

もう一つ興味深いのは手水舎のお水が出るところ
お地蔵様の合わせた手からお水が出ているのです♪
なんだかありがたい感じがしました。

境内からの土佐湾の眺めは最高でした!

次のお寺にいくにはあの見えている橋を渡るか、県営フェリーを使うか。。
空海さんは船で渡ったから県営フェリーを使うほうが正当派かな。
しかし、竜馬さんに会いたい私は橋を渡ることにしました。

納経所に向かって景色を見ながらのんびり歩いていると、
後ろからガッガッガッ!!と勢いのある足音が!
見なくても団体のガイドさんと分かります。ほとんどのガイドさんが必死なんです。
スケジュールがありますもんね。。。
最初は追い立てられるように歩き始めましたが、抜かされるなら抜かされようとじぶんのペースで歩きましたが、
抜かされることはなく先に納経を済ませること出来ました。

お遍路さんブログにガイドさんとの大変なやり取りをいくつか読みましたが、
その後だったからか、私はあまりひどい目には合いませんでした。
沢山の納経帳があると間に入れてくださる方もいました。

団体さんが入ってきた方向に降りていってみようと行きましたが、そこは大きな駐車場でした。
また戻って登ってきた道を下り、竜馬さんに会いに歩き始めました。

山道入口にあったオブジェ


こんな山道です


お疲れ様ですの立て看板♪


合わせた手から幸せのお水が!


境内の様子


境内からの眺め。あの橋を渡った先が桂浜


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ほぼ歩き遍路 番外⑪ (高知県立牧野植物園)

2018年06月28日 | お遍路好き(修行・高知)
竹林寺でのお参りのあと、楽しみにしていた高知県立牧野植物園へ。
きちんと入園料をお支払いして入ります。
リュックを背負ったまま散策してバス停近くから出よう思っていたのですが、
スタッフの人から、「ロッカーは左手にあります」と言われ、目の前まで案内され、まさか「入れません」とは言えない状況。おとなしく荷物をロッカーへ。

ロッカーへ入れてしまうと。。。確かに!
遍路道を歩いたあげく園内をうろついているお遍路さんとは違って見える訳・・・ですね。

この高知県立牧野植物園の建物は「内藤廣」さんという有名建築家の設計です。
三重県鳥羽にある「海の博物館」もこの方の設計です。
この博物館の棟上げ式に学生の時にアルバイトでお世話になった構造事務所の社員旅行で
連れて行ってもらい参加したのですが、その建物の美しさにこのような設計をする人がいるのだと
感心した忘れられない建築家の一人です。
その内藤さん設計の建物と植物園を楽しみました。
美しくカーブした建物はそれ自体が植物の様でもあり、優しく植物を包むような建物でもありました。
素敵でした!私もこのような設計をしたいと思いました。

植物園は「MY遊バス」が目の前まで来ているのですが、ここまで歩いてきた私にとっては微妙なお値段。。。
下まで降りて路線バスに乗ろうと坂を降りていきバス停で時間を見ると案の定タイミング悪くだいぶ待つ感じでした。
もう歩いてしまおうと高知駅近くのホテルまで約6km歩いていきました。

お遍路ルートから離れていますし、街中ということでちょっと浮いた存在でした。
やっとホテルに着きチェックインすると「今日は3/14ですのでと特別なアメニティをプレゼントさせていただいております」とホテルからポーチに入ったプレゼントを頂きました。

すっかり忘れていた!!

俗世間から離れつつあったのか、いっきに引き戻されて嬉しくなりました。
このホテルは、はりまや橋の横にあります。
以前にも高知には来たのですが、なんとなく見つけられず行っていませんでした。
一息ついたあと「はりまや橋」を見に行き、その足で高知に来たら外せない「ひろめ市場」に行きたかったのですが、この日はかなり歩いてクタクタだったので明日元気があったら行くことにしました。

植物を包むような建物


美しい木造の構造体♪海の博物館でも感じた美しさです。


牧野富太郎ゆかりのモクレイシが咲いていました


美しい夕日を見ながらホテルへと向かいます。


やっと見ることが出来た「はりまやばし」



・色々な事があり、仕事も忙しくなると途端にブロクには向き合えなくなりますが、
このお遍路ブログを最後まで書くことももう一つのお遍路を感じています。
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