MINの目

MINの目が見つけた事柄をつれづれなるままに綴ります

江戸城の石

2010年08月13日 | Weblog
沖縄の城跡廻りを一人旅でしたりと結構お城好きなんです。「城好き」というカテゴリーを増やそうかと画策してたりもします。
最近もコンビニで一個人9月号「戦国武将の城入門」を思わず購入しました。なかなか内容が濃く、興味深く思いました。お勧めです♪
これを見たら、またあちこち城廻りをしたくなりました。好きで何度も足を運んでいる「犬山城」は現存している城として大好きな城の1つです。今、行ってみたいのは姫路城、松本城です。現存している天守閣はまた格別です♪この雑誌には14もの現存するお城が出ていました。いくつか既に足を運んでいるお城もありましたが、全部に足を運んでみたいと思いました。
現存していることで、お城の構造や造りを見ること出来るのが、私にとっての一番の魅力です。
ところで、写真は何かと申しますと、江戸城の石垣の石切り場跡です。きれいに切り出していて、石垣を感じさせる岩もゴロゴロしていました。場所は静岡県の熱海や伊東から船でアクセス出来る初島です。島を一週するのに1時間とかかりません。そんな散策路を歩いていると、この場所(島の北東部)に着きます。
ついつい城の建物にとらわれがちですが、石垣はその城の特徴として案外、一番身近にありますよね。触ることが出来るほど身近で、昔のまま残っていることが多いはずです。城によっては、当時のいたずら書きやマークなども見ることが出来たりします。その土地その土地で使われている石垣も違うわけです。沖縄の石垣が珊瑚石であるように。何処から切り出された石かを知ることでまた城を見る目が変わってくると感じました。石が違えば、石の色も違い、建物の印象も違ってくる。この石切り場は、これから石垣の色相いや形など石垣のデザインにも注目していきたいと感じる出会いでした。
それにしても江戸城の石が、こんな小さな島から運ばれていたとは知りませんでした。
コメント (4)
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6周年を迎えました

2010年08月06日 | Weblog
事務所をスタートさせて6年経ちました。6年という数字を見て思うことは、「これから」ということです。
少しづつ熟成していってはいるけれども、まだ未熟でもあります。良い方向へ熟成していくようにこれからも頑張りたいと思います。
これまで、出会いが出会いを生む形で沢山の方との出会いがあり、広がっています。
これからもひとつひとつの出会いを大切にしていきたい思います。
出会いって本当に宝物だなと思います。

写真は私がはじめて出逢ったダブルレインボーです。タヒチのモーレア島で見ました。
この時はまだWレインボーが幸せの虹だとは知りませんでしたが、独立も考え始めていた頃で、自然とこれからの幸せを願っていました。
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おもしろ看板1

2010年08月05日 | デザイン・建築好き
面白い看板を見つけては関心しているのですが、だいたいは通り過ぎてしまって写真に残せずにいました。
たまたま、信号待ち中に撮る事が出来た看板です。
「歯」の文字の米の部分が「歯の模様」になってます。
また、おもしろ看板などを写真に収められたらまたアップしたいと思います。
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旧堀切邸オープンいたしました。

2010年08月02日 | デザイン・建築好き
初期段階から地元設計事務所さんのお手伝いをさせて頂いた「旧堀切邸」です。
旧堀切邸」は飯坂温泉の新しい観光拠点として注目されています。
旧堀切邸は、豪農、豪商として知られた堀切家の旧屋敷で、4,084平方mの敷地に、明治14年に建てられた「主屋(おもや)」や「離れ座敷」、「十間蔵(じゅっけんぐら)」、「下蔵」など10数棟の建物群が残存していました。
当時現存した家屋の調査から、そのまま活かせるものは使い、専門家を交えて材料や造りを忠実に復元したり、残す事の出来ない倉庫などはその形を活かし面影を残す等の工夫をしました。
また、観光客にとっての場、地元の方々にとっての場のあり方を行政の方だけでなく地元の方の意見も織り交ぜる事により、4年近い歳月を費やしましたが、多くの方に利用される愛される「旧堀切邸」という場所が完成しました。
管理という意味では必要な入場料も、より利用される場所になる為に無料であったり、飯坂温泉の宿泊者の多くの方に宿から出てきてもらう狙いも含めて夜の9時までオープンしているなど、行政側の対応もすばらしいです。
是非、福島に立ち寄った際には飯坂温泉まで足を運んでみてください。また、昔ながらの温泉宿も健在です!是非、福島への旅行の拠点として飯坂温泉を選んでみてくださいませ。そして夜の「旧堀切邸」も楽しんでみてください。

写真は、以前、細長い倉庫があった場所の面影を残して作られた足湯&手湯です。手足をつけながら、堀切邸全体を見渡せるポイントになっています。飯坂温泉のお湯は熱いのが特徴なのですが、その特徴のまま今の所は加水せずに楽しめる場所となっています。
また、ちょっとした舞台があったり朝市が開催される場所などもあり、イベントも企画されているようです。
本当に利用される施設を目指して行政が頑張っている姿をとても嬉しく感じます。観光客にたいしての「おもてなし」の心、そして地元が潤って行く事、そして福島全体が潤っていくことへと努める行政のあるべき姿の1つが見えている気がしました。
この堀切邸のすぐそばに「鯖湖湯」があります。こちらは「旧堀切邸」の設計・監理をされた地元設計事務所の鈴木設計さんのお父様の代で復元に携われた共同温泉浴場です。こちらも是非お立ち寄りください。
余談ですが、私達が設計事務所を立ち上げる前の話です。建築雑誌にこの「鯖湖湯」が取り上げられていて、いつか私もこんな良い仕事をしたいと思いながら見ていました。設計事務所を立ち上げてまもなく鈴木設計さんとの出逢いがあり、福島の事務所を訪ねたときにこの「鯖湖湯」の写真が飾られていて驚きました。「縁」というのでしょうか。。それ以来、設計協力としておつきあいさせて頂いております。
「縁」というのは大切にしていきたいですね。

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