この日、22番札所の平等寺からは宿へ向かうだけでした。
約14kmほどの道のり。途中には月夜御水庵という番外霊場がありました。
一巡目で写真を撮ってくださった歩き遍路をサポートするツアーの方が
「真っすぐ進んで信号を右に行ってくださいね」と教えてくださいました。
今回は歩き遍路なのでその道を進むことになるなと思い歩み始めました。
信号の所で確認すると、遍路地図はこのまま真っすぐとなっています。
多分、県道35号を進み県道19号を通るのだと思います。
地図に無いので、私は遍路地図通りにそのまま真っすぐ進むことにしました。
途中「暮石の夫婦岩」という弘法大師がこの地を訪れた時に
「日が暮れるぞ」と大岩が小岩に言っていたそうで名付けられたそうです。
今は道路工事で位置が変わったそうで、逸話だけ残っているとの事。
そんなポイントもありました。
地図上ではとにかく真っすぐ進んでいけば良いと思っていたのですが、その真っすぐの道が道路工事中でした。
新しく作っているようで、通れそうにありません。
完全に道を見失いました。
進める道は右か左かです。。。先ほどの信号で右に進むというアドバイスがあった事、トラックが右に曲がっていった事。。
これは右に行ってみよう!と決心したところに、先ほど右に曲がったトラックが戻ってきました。
そして、迷った時のお大師様!
そのトラックのお兄さんが「その駐車場の横の道を進むと良いよ」と教えてくださいました!
本当に不思議です。
進むと遍路道がらしいものが見えてきました。
その遍路道に月夜御水庵が現れます。
弘法大師が三日月の夜にここで野宿をした時に月が沈み暗闇となったが、
お経を唱えると三日月は元に戻ったという逸話が残る場所でした。
その先には御水庵だけに飲めそうな感じではありませんでしたが井戸が祀られていました。
他にも樹齢約1000年の天然記念物の大杉が参道横にあります。
この杉は一度下を向いてから上に伸びているので「逆杉」とも呼ばれているとのこと。
迫力がありました!
意外にも見どころある場所でした。
さて、問題だったのがその先の遍路道。。かなり荒れていました。
先に歩いた人はいないのではないか・・道なき道を行く感じで道標の札を頼りに進みました。
そのまま県道を進んでも良かったのかもしれません。近道のお遍路道だったようです。
広い県道に出て道標シールに従って国道55号に出ました。
そこには鉦打大師の祠がありました。
国道を進み鉦打トンネルを歩いていた時です。
逆方向から歩いてくる人が居ます。
逆打ちの人かな??
私が左によると左へ。
左を歩きたいのかな?と思って右に行くと右へ。。。
ん??
するとその人は、そうじゃないそうじゃないというジェスチャーで手を振っています。
この後、めちゃめちゃお世話になるタクミさんとの出会いでした!
今日はどこまで行くの?と聞かれました。
泊る宿を伝えると行き方を簡単に教えて下さりました。
目的地が23番札所の薬王寺だとするとこの時点(15時頃)でこのあたりだと間に合わないそうで、
車から見かけた私を心配して声を掛けて下さった様でした。
トンネルの先にある車を置ける場所においてわざわざ歩いて戻って来てくださっさ訳です。
ありがたいことです。
私はここから7kmほど先の宿に辿り着けば良いという事で大丈夫ととなり、先を急ぐようでした。
他に本当に困っている人がいるかもしれませんよね。
ここで、心配をしていただき、道を教えていただいたこともあり、お礼のお札を渡しました。
すると「何もしていないからいいですよ」と断られてしましました。。。
「今回はお礼のお札をきちんと渡すことにしようと決めていたので」ともう一度渡すと受け取って下さいました。
すると、まだ口をつけていないからとご自分用に買ったコーヒーを差し出してくだいました。
充分感謝していましたし、せっかく飲もうとしていたコーヒーを頂くわけにもいかないので、
これは遠慮させていただきました。
あまりトンネルを通りたくないという思いもあって、22番平等寺奥之院 弥谷観音ルートをとりました。
遠回りになります。。。
歩き遍路はこちらとあったので、嫌な予感はしたのですがそちらの方へ。。どんどん下ります。
日天・月天の岩や笠地蔵の石像など見ることが出来ました。
そしてどんどん下り、案の定・・一気に登るルートでした。。
気持ちの良い遍路道でしたが、けっこう時間をとりました。
お参りする余裕は無くなっていたので、下からお参りして先を急ぎました。
あと6kmほどなのにここからがとても長く感じました。
また、国道に戻り、宿のある由岐方面にいくには県道25号へと進みます。
この県道にすすむ道で迷うお遍路さんが多いそうです。
タクミさんが言っていた道標の竹のお遍路さん人形が現れました。
方向は合っているようです♪
この県道では、若い歩き遍路さんと出会いました。
高速道路の下を過ぎた辺りにある休憩所で休んでいるお遍路さんを見かけたので挨拶しました。
暗くなり始めていたので先を急いでいた私に追いついてきました。
男の子は「由岐までですか?」と聞いてきました。
私も由岐のあたりに宿をとっている話をしました。
私以上に凄い荷物です!どうも基本野宿スタイルだそう。
話を聞くと、先ほどの休憩所で泊ろうと思ったらしいのですが、由岐の海岸まで行くことに決めたそうです。
流石に休憩していたのに私に追いついただけの事はあります。
野宿スタイルで重そうな荷物なのに軽い足取りで進んでいかれました。
13番札所でも明らかに若いお遍路さんに会ったけど若いお遍路さんが増えているのでしょうか?
私が年取っただけか。。。
宿目前の県道の坂が壁のように見えたので、遠回りでしたが由岐の町を通って宿に向かいました。
真っすぐ進むと新設工事中の道(駐車場の右側)
遍路道はこちらから進みます(駐車場の左側)
歩き遍路道が現れます
月夜御水庵が見えてきました(逆杉が大きすぎてお堂が見えません)
天然記念物の大杉「逆杉」
その先に井戸の祠
荒れた遍路道へ進みます
貯水池の横を進みます
荒れた遍路道でしたが道標の札があったので安心して進めました
この橋を渡って 弥谷観音方面へ
弥谷観音遍路道にあった日天・月天
弥谷観音遍路道にあった笠地蔵
降りた分、登ります!!
弥谷観音の参道
竹のお遍路さん案山子(不法投棄撲滅!)
出逢った若き野宿歩き遍路さん(いい感じに撮れたので)
海が見えました
宿前の海の風景(田井ノ浜)
約14kmほどの道のり。途中には月夜御水庵という番外霊場がありました。
一巡目で写真を撮ってくださった歩き遍路をサポートするツアーの方が
「真っすぐ進んで信号を右に行ってくださいね」と教えてくださいました。
今回は歩き遍路なのでその道を進むことになるなと思い歩み始めました。
信号の所で確認すると、遍路地図はこのまま真っすぐとなっています。
多分、県道35号を進み県道19号を通るのだと思います。
地図に無いので、私は遍路地図通りにそのまま真っすぐ進むことにしました。
途中「暮石の夫婦岩」という弘法大師がこの地を訪れた時に
「日が暮れるぞ」と大岩が小岩に言っていたそうで名付けられたそうです。
今は道路工事で位置が変わったそうで、逸話だけ残っているとの事。
そんなポイントもありました。
地図上ではとにかく真っすぐ進んでいけば良いと思っていたのですが、その真っすぐの道が道路工事中でした。
新しく作っているようで、通れそうにありません。
完全に道を見失いました。
進める道は右か左かです。。。先ほどの信号で右に進むというアドバイスがあった事、トラックが右に曲がっていった事。。
これは右に行ってみよう!と決心したところに、先ほど右に曲がったトラックが戻ってきました。
そして、迷った時のお大師様!
そのトラックのお兄さんが「その駐車場の横の道を進むと良いよ」と教えてくださいました!
本当に不思議です。
進むと遍路道がらしいものが見えてきました。
その遍路道に月夜御水庵が現れます。
弘法大師が三日月の夜にここで野宿をした時に月が沈み暗闇となったが、
お経を唱えると三日月は元に戻ったという逸話が残る場所でした。
その先には御水庵だけに飲めそうな感じではありませんでしたが井戸が祀られていました。
他にも樹齢約1000年の天然記念物の大杉が参道横にあります。
この杉は一度下を向いてから上に伸びているので「逆杉」とも呼ばれているとのこと。
迫力がありました!
意外にも見どころある場所でした。
さて、問題だったのがその先の遍路道。。かなり荒れていました。
先に歩いた人はいないのではないか・・道なき道を行く感じで道標の札を頼りに進みました。
そのまま県道を進んでも良かったのかもしれません。近道のお遍路道だったようです。
広い県道に出て道標シールに従って国道55号に出ました。
そこには鉦打大師の祠がありました。
国道を進み鉦打トンネルを歩いていた時です。
逆方向から歩いてくる人が居ます。
逆打ちの人かな??
私が左によると左へ。
左を歩きたいのかな?と思って右に行くと右へ。。。
ん??
するとその人は、そうじゃないそうじゃないというジェスチャーで手を振っています。
この後、めちゃめちゃお世話になるタクミさんとの出会いでした!
今日はどこまで行くの?と聞かれました。
泊る宿を伝えると行き方を簡単に教えて下さりました。
目的地が23番札所の薬王寺だとするとこの時点(15時頃)でこのあたりだと間に合わないそうで、
車から見かけた私を心配して声を掛けて下さった様でした。
トンネルの先にある車を置ける場所においてわざわざ歩いて戻って来てくださっさ訳です。
ありがたいことです。
私はここから7kmほど先の宿に辿り着けば良いという事で大丈夫ととなり、先を急ぐようでした。
他に本当に困っている人がいるかもしれませんよね。
ここで、心配をしていただき、道を教えていただいたこともあり、お礼のお札を渡しました。
すると「何もしていないからいいですよ」と断られてしましました。。。
「今回はお礼のお札をきちんと渡すことにしようと決めていたので」ともう一度渡すと受け取って下さいました。
すると、まだ口をつけていないからとご自分用に買ったコーヒーを差し出してくだいました。
充分感謝していましたし、せっかく飲もうとしていたコーヒーを頂くわけにもいかないので、
これは遠慮させていただきました。
あまりトンネルを通りたくないという思いもあって、22番平等寺奥之院 弥谷観音ルートをとりました。
遠回りになります。。。
歩き遍路はこちらとあったので、嫌な予感はしたのですがそちらの方へ。。どんどん下ります。
日天・月天の岩や笠地蔵の石像など見ることが出来ました。
そしてどんどん下り、案の定・・一気に登るルートでした。。
気持ちの良い遍路道でしたが、けっこう時間をとりました。
お参りする余裕は無くなっていたので、下からお参りして先を急ぎました。
あと6kmほどなのにここからがとても長く感じました。
また、国道に戻り、宿のある由岐方面にいくには県道25号へと進みます。
この県道にすすむ道で迷うお遍路さんが多いそうです。
タクミさんが言っていた道標の竹のお遍路さん人形が現れました。
方向は合っているようです♪
この県道では、若い歩き遍路さんと出会いました。
高速道路の下を過ぎた辺りにある休憩所で休んでいるお遍路さんを見かけたので挨拶しました。
暗くなり始めていたので先を急いでいた私に追いついてきました。
男の子は「由岐までですか?」と聞いてきました。
私も由岐のあたりに宿をとっている話をしました。
私以上に凄い荷物です!どうも基本野宿スタイルだそう。
話を聞くと、先ほどの休憩所で泊ろうと思ったらしいのですが、由岐の海岸まで行くことに決めたそうです。
流石に休憩していたのに私に追いついただけの事はあります。
野宿スタイルで重そうな荷物なのに軽い足取りで進んでいかれました。
13番札所でも明らかに若いお遍路さんに会ったけど若いお遍路さんが増えているのでしょうか?
私が年取っただけか。。。
宿目前の県道の坂が壁のように見えたので、遠回りでしたが由岐の町を通って宿に向かいました。
真っすぐ進むと新設工事中の道(駐車場の右側)
遍路道はこちらから進みます(駐車場の左側)
歩き遍路道が現れます
月夜御水庵が見えてきました(逆杉が大きすぎてお堂が見えません)
天然記念物の大杉「逆杉」
その先に井戸の祠
荒れた遍路道へ進みます
貯水池の横を進みます
荒れた遍路道でしたが道標の札があったので安心して進めました
この橋を渡って 弥谷観音方面へ
弥谷観音遍路道にあった日天・月天
弥谷観音遍路道にあった笠地蔵
降りた分、登ります!!
弥谷観音の参道
竹のお遍路さん案山子(不法投棄撲滅!)
出逢った若き野宿歩き遍路さん(いい感じに撮れたので)
海が見えました
宿前の海の風景(田井ノ浜)