Colors of Breath

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スイカカレー

2017-09-06 22:06:18 | 16.酒肴・料理・食品


先日、今年のスイカの食べ納めにと大玉のスイカ(直径27㎝)を買いました。
毎日食べてるわけですが、お友達から、スイカカレーが美味しいという情報を頂き、
早速作ってみました。
私は結構カレー好きで、たまにルーから作ったりします。
なので、キッチンにはそれ用のスパイスが常時置いてあります。
スイカカレーのレシピを検索すると本格的なのも色々ありましたが、
元々何かの料理を作る為にレシピ通りの材料を買うことはしない性分なので、
うちにストックしてあるもので間に合わせてみます。
計量は、ほぼ目分量です。

今回使ったスイカは下の写真の、更に半分位。(大玉です)




【材料】
スイカ、玉ねぎ(2個)、トマト缶詰(大きい缶なら半分くらい)、
パプリカ(刻んで冷凍してあったのでお椀1杯くらい使用)、
生姜(チューブ入りなら1㎝くらい、入れすぎ厳禁
カレースパイス色々(下の写真)、スパイス付きのカレールー(市販品)
味の調整は、塩

私は普段、カレーにはよくニンニクを使いますが、
匂いがくどくなってスイカと喧嘩しそうなので、
今回は爽やかな風味付けに生姜を少しだけ使用しました。


今回、うちに置いてあったスパイス。
カレーを作るには、オールスパイスやパプリカ等、足りない物もありますが、
一応写真の上段がメインスパイス、あとは市販のカレールーの別添えスパイスで補います。
パプリカ(甘い赤ピーマン)は冷凍してあるので、今回それを使います。

余談ですが、写真上段のガラムマサラ、クミン、ターメリックで、
ほぼカレーの香りが完成します。ストックしておくと重宝します。
炒飯や肉料理、パスタなど、あっという間にカレー風味のアレンジができます。
鶏肉などは更に塩胡椒して漬けておくと、
タンドリーチキンや唐揚げのバリエーションも広がります。








先ずは、玉ねぎ1個をみじん切り、もう1個は大きくざっくりと。
みじん切りはルーに、乱切りはスイカのお友達として触感を残します。






左は収穫時に刻んで冷凍しておいたパプリカ、右はトマトの缶詰。
野菜スープや煮込み料理によく使うため、ストックしてあるの。
(セロリの葉(ミネストローネ)やパセリ(シチュー)も冷凍しておくとよいよ。)





フライパンにサラダオイルを入れて、みじん切り玉ねぎとスパイスを炒めます。
スパイスは、ガラムマサラ、クミン、ターメリック(写真上3種)は10振りくらい、イッパイ振ってOK。
チリーペッパー(唐辛子)とブラックペッパー(胡椒)は、辛いのでお好みで。
クローブやコリアンダー(写真下段)は5振りくらい。
添え付けの市販スパイスも入れて、焦がさないように炒めます。
更に刻みパプリカも入れて炒めます。
しんなりしたらトマトも入れて炒めます。
(この状態で鶏肉入れて煮込んで、ちょこっと市販のルーを足せば美味しいチキンカレーに。)






お水を入れて、塩(小さじ半分位)を入れて、沸騰させて少し煮たら、カレー用の大きめの鍋に移し替えます。
フライパンはスイカ等、次の具材を炒めるのに使うためペーパー等で拭いておきます。





大きい鍋に移し替えました。






スイカは写真のように切って、できるだけ種を取り除きます。
赤い部分は一口大くらいの食べやすい大きさに、白い部分は細切りにします。





こんな感じ。





先ず細切り部分をさっと軽く水で洗い流し、フライパンに油少々で炒めます。
要するにスイカのキンピラみたいな状態になります。
これ、甘くないしクセもなく、野菜炒めのように普通に味付けして食べれます。
とても美味しいので、他の料理に流用できそうでした。

しんなりしたら、乱切りの玉ねぎも加えて炒めます。
玉ねぎがばらけたら、先ほどのカレー鍋に移して、具が隠れる位のお水を足して煮ます。










ここで、生姜をちょこっと加えて5分ほど煮込みます。
生姜はお好みでいいのですが、入れすぎると不味くなり取り返しがつかないので、量は慎重に。





乱切り玉ねぎが煮崩れしないうちに、スイカの赤い部分を入れます。
市販のカレールーも入れます。
もったりしてるようなら、水を加えて、濃度を調節して下さい。
あまりどろっとしてない方が口当たりがいいかもしれません。

それほど煮込まなくてもカレールーが溶けて馴染んだら、完成!!

カレーはこれで完成なのですが、
もうちょっと何かの食感が欲しいと思い、冷蔵庫のレタスを思い出し。
軽く炒めてカレーに加えようかと思いましたが、茶椀1杯の冷ご飯もあったので、
ハーブソルトで味付けしてレタス炒飯にして、カレーに添えることにしました。

軽い塩味なので、甘いスイカと会うのでは?とやってみたら、相性抜群!
レタスたっぷりで見た目も爽やか~(´艸`*)





じゃ~ん、完成!実食!

めっちゃ、美味しそうじゃないですか?

スイカ、思ったほど甘くなく、
表面まろやか、齧るとシャリシャリの触感。
結構スパイス効かせてピリ辛だけど、ほんのりした甘さが、いい感じ。
スイートチリソースの甘さをもっと優しくした感じを想像して頂けるとよいかも。
肉ものを入れてないのに、スイカから出汁が出てコクがあるカレーになってる。
レタス炒飯とすごく良く合います。

タイやベトナム、インドネシアの料理の風味かな?(行ったことはないけど。笑)

普通にトマトや茄子、ピーマン等の夏野菜カレーにスイカを入れても大丈夫だと思います。
夏、スイカの一番甘い部分だけ食べて、夜はそれ以外の部分をカレーに入れちゃうのもアリ。
甘い部分が入っても全然OK。
夏野菜カレーはさっぱりしすぎてますが、スイカカレーはすごく深みがあって美味しかったです。

スイカは体内のアンモニアを分解して血流をよくし、疲れをとるのだそうです。
身体のむくみも解消。(実際、食べた後、いつもなら夜はむくむのに、いつもと違う感じでした。)

  日々の疲れ、夏バテ解消には最適かも。
 是非、皆さんも一度お試しあれ。





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