これは、ちょびちゃんではありません。
お隣りの納戸を改良した猫部屋の屋根裏のハリから下を覗く『ハナグロくん』
本日はお隣りさんちの個性派保護猫のみんなの写真を楽しんでいってね。
私と一緒に野良猫のお世話(避妊&去勢や譲渡)をしてくれているお隣さんは、
病気や懐かない等の理由で譲渡のご縁のなかった野良猫たちのために、
わざわざ自宅の一室や納戸を猫用に開放して野良猫のお世話をして下さっています。
(先日亡くなった『よぼちゃん』のお世話もして下さっていました。)
それがね、これまた、そこの面々、やばいくらい個性派揃い。
どの子も生粋の野良猫だったので警戒心は半端なく強く、
保護した頃はまともに撫でることも抱っこもできませんでした。
最初は威嚇するし引っ掻くし噛みつくし、恐ろしいのなんのって、私は生傷絶えず。
何とか2週間に1回の爪切り(膝上に抱っこ)でコミュニケーションをはかり、
夜は二人で猫部屋で晩酌しながら1時間くらい世間話してすごし、
にゃんこたちと遊んでやったりしながらそこで時間を過ごし、
とにかく「私たちは怖くないよ」ということをアピール。
3年4年経って最近やっと私たちだけは抱っこできるようになりました。
(それでも腕の中でかなり警戒してフリーズ状態ですけど。)
どの子も臆病ゆえに警戒心が強いだけで、素直ないい子ばかりなのです。
本日はそんな彼らのフォトギャラリー、どうぞ楽しんで行ってくださいね。
紹介は、だいたいの保護順になっています。
●シロクロくん
保護猫の中では一番の古株、言わば保護の発端になった、『シロクロくん』。
元は外暮らしで、お隣さんが庭先で餌をあげいていて、
なんとその頃は11kgの巨漢でしたが、ダイエットして現在は6.5kg。
下の写真は『シロクロくん』の姉妹(妹?)の『グレちゃん』で、重度の腎臓病。
野良時代に、人間からお弁当おかずや蒲鉾や竹輪等ばかり貰っていたことが要因のよう。
保護した時は「いつ死んでもおかしくない」とまで言われましたが、
腎臓病専門の餌や注射や薬で、驚くほど元気に過ごし、彼是年2年以上経過しています。
(ただ、これらの治療を止めるとみるみる病状が悪化し衰弱します。)
もっと、早くに保護していたらと悔やまれますが、ね。
この2匹は13歳くらいかな。
●グレちゃん
とっても、べっぴんさんです。
子猫の時は可愛かったんだろうなあ。里親さんも見つかってたかも。
2匹とも外暮らしだったのですが、当時野良猫を嫌う住人が保健所へ通報するという事が頻発し、
お隣りさんは面倒を見ていた2匹と下の写真の『ハナグロくん』を案じて屋内へ保護したのでした。
●ハナグロくん
この子はうちのちょびちゃんによく似てます。
もしかしたら、お母さんが一緒かもしれませんが、よくわかりません。
これ↓がちょびちゃん(クリックで拡大)
下の写真は『ミーくん』。
この子も、『シロクロくん』や『ハナグロくん』によく似てるでしょう?
同じ血縁ではないかと思われます。
考えてみれば、地域で繁殖する猫は皆血が繋がっているようなものですからね。
この子は臆病で物凄く警戒心が強く、すぐに爪出しパンチが来るため、
捕まえたはいいけど思うように触れず、去勢手術から解放まで1年くらいかかりました。
猫とも人ともあまり馴染まず、未だに簡単に撫でたり抱っこさせてはくれませんが、
最近少しずつ猫とは仲良くなってるようです。
猫と仲良くなって猫団子になってくれれば、寒い時に風邪の心配がなくなるので安心です。
●ミーくん
下の写真の子は、例の目のトラブルが起こった『コロちゃん』。
写真は先週のものなので左目が白いですが、今はかなり透明になり、だいぶ綺麗になりました。
うちの『ちょびちゃん』の兄弟です。
●コロちゃん
そして、この辺一帯の野良猫の母ではないかと思われる猫、
その名も『お母さん』。(そのまんまやん)
上の『コロちゃん』兄弟(ちょびちゃん)や、うちのシロちゃん姉妹のお母さんです。
なかなか保護できず、しょっちゅうお腹が大きかったので、ほかにも沢山出産してるはず。
ただ、あまり育児していた形跡はなく、子猫と一緒にいるのを見かけるのはほんの数日。
すぐに単独になり、気付くと又お腹が大きくなってる感じでした。
『お母さん』はお日様アレルギーで、いつも顔や耳がただれて血だらけでした。
たまたまお隣さんの庭先の物置で子猫を産んだ時、金網で一帯を閉鎖し親子まとめて保護。
その時の子がコアラーズ(うちのシロちゃんとお隣のクロちゃん)です。
屋内に保護し、猫部屋の窓ガラスに紫外線カットフィルムを貼って対応してから、
とてもきれいなお顔になりました。
保護当時は凶暴でケモノ丸出しで、めっちゃ怖かったけど、今は何とか抱っこできます。
沢山の子供を産んだ『お母さん』、すごく小柄です。
●お母さん
最初の方の白黒模様の猫達は、このお母さんの兄弟や従妹や甥なのではないかと、
そんな気もしてきます。
下ははっきりわかってる限りで、お母さんの子供たちです。
顔を見ても混乱しちゃうかもですね。
下の写真は、
左が『お母さん』、真ん中が子供の『クロちゃん』、右は後に保護した『ミーちゃん』
『ミーちゃん』は『お母さん』の子供ではないと思います。
通称、3美女!すごい模様でしょ?
女の子なのにインパクト強すぎ。
次回はこの3美女にスポットを当て、アップでお楽しみ頂こうと思います。
ゾンビカメラ、頑張ってます。
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