気づきの日々

毎日、何気ない言葉や思いつきに、ふと気づかされる時があります。
そんな日々のことを書いてみることにしました。

気付きの旅

2024-12-02 22:09:22 | 日記
11/29から2泊3日で、ドライブ旅行をしてきました。
今回も気になった場所を車で訪れる旅です。
Googleマップを見ていて気になったのが、前回行った「宮地嶽神社」でした。
前回行った時に最初に気になった場所で、その時に写真を撮ってました。
この木の辺りが気になり小さな鳥居もあるけど、何も書かれてません。
よく解らないまま前回はそのまま通り過ぎました。

今回グーグルマップに「宮地嶽神社・御本殿跡」というのが目につき、押してみたら「建物の真後ろに立派な鳥居が立っていた」というコメントを見つけて、この写真は「御本殿跡」の御神木なのでは?と思いました。
地図で見ると、御本殿跡から真っ直ぐに光の道が通ってます。
やっぱりそうですよね、こちらが古い御本殿跡です。
前回訪れた時は階段から左に曲がって御本殿があって、何か違和感を感じてました。
なので今回は、こちらの御本殿跡と奥の宮八社巡りもしていなかったので、再度お参りの旅です。

29日は雨が降っていたのでお参りは30日にする事にして、まっすぐ宿泊施設の宗像まで向かいました。
途中糸島で昼食を取り、下道で向かっていたらナビが左を指示しました。
まっすぐ向かった方が早いので先へと進んでいたら後ろから救急車が来て、進行方向の道路で止まってしまいました。
前を塞がれ、右は車が多くて車線変更できずに、否応なく左に曲がるしかなく・・・
これは何か遠回りしてでも案内したい場所があるのだろうか?と気づき、ナビに従いました。
途中「生の松原」を通り、素敵な松原風景に心が癒されました。
なんと読むの?と看板を見たら「ikino Matsubara」と書いてありました。
その後に壱岐橋を通り、生は壱岐なんだと納得。

そして宿の宗像リゾートホテルへ到着しました。
このホテルは夕日の景色が素晴らしいのと、経営再建に向けて元気に営業中という言葉に力になればと思って予約を入れました。
しかし訪れてみると相当ガタがきている建物です。
潮風で赤錆が凄いし、風も突風が凄いのは予想外でした。
通された部屋はグレードアップしてくれた1001号室という10階の1番端でした。
外廊下なので突風が凄いし、通り廊下からは階下が丸見えで怖かったです。
一日中風の音が凄くて、ベランダの鉄柱も風て揺れてて、癒しとは程遠い部屋でした。
でも景色は凄かったです。
自然の風と波を堪能し、幻想的な夕陽も堪能できました。

こちらは朝の景色。

しかし翌日の朝食で問題が発生しました。
指定時間に店へ行っても誰も出てこないし、呼び鈴も反応ない。
夕食の時には食事が入ったトレーがあったのですが、朝は何もない。
え!?もしかして用意されてないの??
奥の方を見たら男性が1人いて、テーブルに座って携帯を見ている。
店の担当者?お客さん??
私が目に入っていると思うけど反応がないのでお客さんかなと諦めて部屋へ戻りました。
電話で聞いてみようかと内線を押すけど、通じない。
空気清浄機の電気も電話も不通が多い部屋でした。
2泊の予定で予約を入れていたけど、これでは全然心が満たされないので、お金は戻らないけど1泊をキャンセルして部屋を出る事にしました。
ドアを開けると同時に、隣の部屋からも髭を生やした年配男性が出てきて、私の前を歩いてました。
隣の部屋はたくさんのシャンプー類が廊下から見えたり、ベランダもたくさんの鉢植えとか置いてあって、住み込み?オーナーさん?みたいでした。
受付に人が居ないのでメモ書きと鍵を置いたら「巡回中なので電話してください」と看板があります。
その電話番号が、なんというか、とても気になる数字でした。
私の家の電話番号と、ずっと意思疎通ができてない彼に関する数字が並んでました。
不思議な数字だなーと思いながら電話をすると店の男性が出たので、朝食の件を話したら向こうは「居て用意していたけど来ませんでした」と言うのです??
私は行ったけど誰も居ませんでした!と言い返すと、またもや「居ましたけど来ませんでした」と???
こちらも意思疎通が出来てません・・・
言い張るだけなので面倒で、一泊キャンセルします、お世話になりましたと言ってホテルを出ました。

そして運転している時に気づいたのです。
あー、どちらも正しかったのかもと。。。
あの時見えてた男性は、やはり店の人でした。
朝食が見えなかったのは、隠れて見えなかった席に用意されていたのかなと。
実は昨日の夕食の席で私が座ったのが奥の隠れた席だったのです。
そこに今日も座るだろうと思って用意してあったのかもしれません。
でも私にはその席は見えなくて、逆に夕食の時に用意されてたトレーがなかったから私はそこを見ていた。
昨日と同じことを今日もするだろうと、互いが勘違いしていた。
そしてお互いに遠くから「相手が反応して、自分の所に来るのを待っていた」。
だから意思疎通が出来なかったのかと理解できた。
するとあの不思議な電話番号の意味も理解出来ました。
同じだったのです。
互いに「相手が来るのを待っている」から、どちらも「動かない」現実がきてたのかと。
ずっと私に言われている「一歩踏み出す勇気」が、この意味と繋がりました。
そして「前と同じ」を無意識で追っていて、勘違いしていた。
互いに自分の主張を通すだけで、相手の話を聞く余裕もなかった。
彼との距離を縮める和合への道が見えてきました。

旅は不思議ですね。
でも大きな気づきを、いつも与えてくれます。
動いているから、逆に気づけるのかな?

そしてもう一つの気づきもありました。
期待して行ったのに、あの現実が何故来たのだろうか?
心が満たされない部屋を引き寄せていた私の選択って何?と思ったら解りました。
相手を応援をしたい(元気を与えたい)と思って予約した選択が原因だったのです。
自分の心を満たす為の選択ではなかったから、満たすことができなかった。
自分のエネルギーを相手に与えるばかりで、自分には与えないからエネルギーが無くなって電気や電話が不通になる現象が来たんだ。
「外側よりも内側が先」ここは、今回の旅のテーマでもありました。

ホテルの部屋を出た時に隣の部屋から出てきた老人男性の象徴もなんとなく理解できました。
かつて髭を生やしていた父の面影に似ていたのです。
ホテルの部屋は私の部屋を象徴しているように思えました。
電話番号も同じでしたしね。
今は父が残してくれたお金で過ごしているので、部屋のオーナーでもありますよね。
あの部屋では心が満たされていない(自分の中から生み出したお金で生きてないので?)
=ずっと心が動かない私
私が荷物を纏めて部屋から出て行った=父も出てきた(今まで見えなかったけど、姿が見えた)?

これまでのいろんな問題が見えてきました。
私が経済的に自分で生み出せるようになること。
不安でも一歩前に進み出ること。
そこへと導かれているように感じた出来事でした。

旅の続きは長くなるので次回に書きます。

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