気づきの日々

毎日、何気ない言葉や思いつきに、ふと気づかされる時があります。
そんな日々のことを書いてみることにしました。

今、ここに生きる

2023-11-09 22:04:34 | 日記
先日から気になっていた「金立神社」。
金立という地名は高速のサービスエリアの名前でもあり、兄がドライブに誘ってくれた時に良く一緒に利用していた場所です。
ここを通る度に、ふと思い出していました。
「きんりゅう」と呼びます。
前に聞いた「金龍が眠っている」という言葉と重なったのです。
金の龍が立つ(起きる)?
もしかしてここにも金龍さんが眠っているのかも!?
気になって地図を見てたら金立神社がありました。
ネットで調べたら金立山の上に奥の院があり「最初の神」という祠があるそうです。
上宮近くには水が湧き出る湧出御宝石が陽と陰で二つあるそうです。
陽石と陰石(隕石?)
そしてこの地は「徐福伝説」と深い繋がりがありました。
さらにさらに、中宮近くには古い出雲大社や葉隠発祥の地とかあります。
やっぱり金龍が隠れて眠っている!?

気になった時は行ってみよう!です(笑)
まずは徐福長寿館でご挨拶。
ここで目にしたのが不老不死の仙草フロフキ(カンアオイ)と葵の御紋でした。

葵の御紋はフタバアオイの葉を図案化したものだそうです。
不老不死=永遠の命の葉が隠れた!?
やっぱり金龍さんが眠ってる・・・
施設の人が上宮には車で登れて、工事も11月で終わっていると思うと話してくれたので行ってみたのですが、途中で工事中の看板があり断念しました。
でも途中の車窓からコスモスが見れて癒されました。
この近くに隈が付いた7つの低山があり、北斗七星の形になっているそうです。

眠っているなら起こさなきゃ!と「起きる時間ですよー」
「お神さん、時間ですよー」と古すぎるギャグで1人ツッコミして笑ってしまったのですが、「あんたもなー」と言われているようでした。😅

せっかくこの辺までドライブしてきたのだから、もう一箇所寄ってみました。
新北(ニキタ)神社のビャクシンです。
日本三大飛龍木だそうです。
樹齢2200年、中国から持ち寄り徐福さんが手植えしたビャクシンの木。
それが今もずっと生き続けていて、今私がそれを目にしている。
壮大な命の繋がり。
最近気になって2〜3000年の大樹を巡っては写真に撮ってますが、その理由がやっと解ったような気がしました。
ずっと長い時を生き続けている大樹も、今を生きている私たちも同じように「出会えてありがとう」なんだなーと思えたのです。
「今を生きる」というその影に、気が遠くなる程の先祖がリレーして受け継いできた見えない命があって、そして今私たちが「ここ」にいる。
命がずっと見える形の大樹と、見えない形の命で受け継いできた私たち。
表と裏の違いだけで命の繋がりは同じなんだなと思えました。
「今、ここに生きてる」という事自体が壮大な命で繋がっているドラマで奇跡なのだから、ただ単に生きていれば素晴らしい事なのです。
生きる為に食べるでしょ。
生きる為に命を繋いでいる。
息をしているという事が、素晴らしい事なんて普段は思ったりしませんよね。
そんな普通の事が、本当は素晴らしい事なんだなーと、再発見したドライブでした。

この神社には、樹齢1600年のクスノキもありました。



空洞ができた所にフロフキの葉が置いてありました。
出来るだけ長生きしてねという優しい想いが感じられました。

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