走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

患者を混乱させるもの

2024年01月22日 | 仕事

先日診察中に「美加が診察してくれると思っていたけど」と言われ、


???? 私が美加ですよ、と写真入りの名札を見せた。


「いいや、彼女は東欧系のヨーロピアンでロシアの訛りがあった」と言う。


いやいや、美加は私1人です。4ヶ月ぶりの診察。それも前回はNP学生さんが担当していた。学生と間違えたのかな?と聞いてみるけど、学生さんはこの説明したような人ではなかった。狐に包まれたような彼。久しぶり(それも今回が3度目の診察)、こう言うこともあるでしょう、と診察を進めた。


あとでMOA(メディカル オフィス アシスタント)と話していたら、その彼だけでなく、あるある話らしい。ドイツ系の訛りの人はいないか?とか髪の長さはこれくらいで色は、、、とMOAに対する勘違いもよく起こるそうだ。スタッフはこの5年ぐらい変わっていないのにと言う。確かに。


でも医師も複数のレジデントを持っているし、休暇を取るときはローカムと言う代理の医師を連れてくる。私もNPレジテント、フェローシップ、学生と年間に多くのNPを連れてくる。


患者にとっては混乱させる一因になるのか、、、と改めて思ったのでした。



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