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昨日、日本の方に山火事大丈夫ですか?と聞かれて
私が住んでいる場所は大丈夫
と答えました。青空が広がり風の気持ちいい1日でした。昨日は久しぶりに酷暑から解放された日で(北緯49度のこの土地で最高気温が34-35度でした。記録を塗り替えたと聞きました。寒いアイスランドから戻ってきて暑さにばてていた1週間だったので余計に嬉しい気温と風で)した。
酷暑から通常の気温へ、空気に温度差が生まれると起こるのが風。この風で山火事は一気に広がりました。本日目が覚めると昨日の青空はなくなり、キャンプファイヤーのような匂いが立ち込めています。例年の赤い影が広がっています。今宵は赤い月が見えるでしょう。私が住んでいるエリア周辺では火事は起こっていないのですが、350km北にある街ケローナの煙が空を覆い、太陽光が赤くなっているのです。
こちらのYoutubeはニュースではありません。湖の対岸から撮ったものです。
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昨日の朝、1800軒の家々が避難勧告が出されました。消防隊のチーフが避けようのない最悪の事態が起こる、と記者会見で言っていたのはこのことでした。このビデオには避難勧告地域の家々が燃える様子が収められています。
人口密集地帯ではありませんが、その人口密集地帯にとても近いところまで火の手が迫っています。風が治るまで物凄い速度で火の手は広がります。ケローナ以外でもシュシュワップ、カムループスなど夏の避暑地となっているエリアでも火事が広がっているようです。朝方には州全体に緊急事態宣言が出されていました。人々の行動を差し止めるのが目的のようです。
エリアへのキャンプや旅行の防止
火事見物の防止
ドローン利用の禁止
ボート利用の禁止
避難勧告に従う
昨夜も逃げ遅れた人が火に巻かれ、救出作戦をしなければならなかったとか。朝から何度も上記を州民に語りかけています。風が治り火事の速度が落ちますように。
冒頭写真: 朝の散歩で。