久しぶりのカンファレンス。精神科系のカンファレンスは初めてだ。
テーマはサイコーシスからの復帰。午前は著名な教授から臨床と最近のエビデンスについて。午後からは患者と家族の体験談。
緩和の時もだったが患者と家族の体験談ほどパワフルなものはないと思う。午後の部はサイコーシスからの回復にて音楽が彼を支えてくれたと言う27歳の青年。自作の曲と好きな曲を5曲ほど披露。メッセージが強く体が震えるほど感動した。困惑、混沌、葛藤、悲嘆、安堵など彼の病気の過程を感じた。
次は患者とその姉と母。2人3脚の復帰を話す。姉はクリニカルサイコロジーの教授。博士号取得中に弟が発症。専門的な知識があっても家族は家族と言い、彼女の体験を活かした授業で多くのプロを育てている教鞭にも感心。最後はずらりと並ぶ患者と家族そして医療者。
精神病と言うと気狂いとか、社会復帰は無理、一生病気と思う人がいるかもしれない。そんなことはない。早くに治療をすれば回復も早く、社会復帰する人は大勢いるのだ。体験談、どんな介入が役に立ったのかなど大変参考になった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/aa/4cbb7b62b0099761fc1eb3e2d44daca9.jpg)
カンファレスが続く秋。実りの秋。
写真は夏。公園に集まる薬物依存の人々。木陰で患者を診察している私。
テーマはサイコーシスからの復帰。午前は著名な教授から臨床と最近のエビデンスについて。午後からは患者と家族の体験談。
緩和の時もだったが患者と家族の体験談ほどパワフルなものはないと思う。午後の部はサイコーシスからの回復にて音楽が彼を支えてくれたと言う27歳の青年。自作の曲と好きな曲を5曲ほど披露。メッセージが強く体が震えるほど感動した。困惑、混沌、葛藤、悲嘆、安堵など彼の病気の過程を感じた。
次は患者とその姉と母。2人3脚の復帰を話す。姉はクリニカルサイコロジーの教授。博士号取得中に弟が発症。専門的な知識があっても家族は家族と言い、彼女の体験を活かした授業で多くのプロを育てている教鞭にも感心。最後はずらりと並ぶ患者と家族そして医療者。
精神病と言うと気狂いとか、社会復帰は無理、一生病気と思う人がいるかもしれない。そんなことはない。早くに治療をすれば回復も早く、社会復帰する人は大勢いるのだ。体験談、どんな介入が役に立ったのかなど大変参考になった。
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カンファレスが続く秋。実りの秋。
写真は夏。公園に集まる薬物依存の人々。木陰で患者を診察している私。