俳句成果 9〜11月

本日は3ヶ月毎の俳句レビューの日。

まずは
松山市俳句ポスト365

「流れ星」初級 優秀句　太陽の匂ひ砂漠の流れ星
「花野」初級　入選　空青く泡立つ白の花野かな
「蓑虫」初級　入選　山里郡柿の木番地蓑虫へ

初級　優秀句は中級への合格試験みたいなもの。一度は選ばれたけど、あとはいつもの定位置へ。難しい、、、3回選ばれたら中級へ挑戦と思っているけどいつになるやら、、、ここは本当に難関。

おうちde俳句くらぶ

「青の池」入選　雪渓の風へアイゼン一歩二歩
「夕日と海」入選　片耳イヤフォン江ノ島の夕焼

こちらも難関。ようやく並選から入選へ拾ってもらえるようになったと思ったのはたった2ヶ月のみ。蜻蛉の回は並選止まり。

俳句生活

「立秋」人選　靴下の相方探す今朝の秋
「蟷螂」人選　蟷螂の最後にしゃぶる鎌の棘
「鶏頭」人選　救急車の横は鶏頭血の匂ひ

こちらは安定の人選になりつつある。5回連続です。

最後にRNBラジオの一句一遊

水曜日　「鹿垣」ちぐはぐを組んで流木鹿垣へ
虎の巻　「零余子飯」細胞へ繊維ミネラル零余子飯
月曜日　「ビ」冬ざれや二人ビオラの音合わせ
金曜日　「雷魚」雷魚の爆ぜる脂の清きこと

参加者が多くなり1ヶ月半に一回読んでもらえば良い方ということですが、3ヶ月の間に4回も。嬉しい限りです。そしてなんと今回は金曜日に読んで頂いたのだ。プレバト番組風に言うと金曜日は特待生、名人級が並ぶ週。大好物のハタハタが兼題というラッキーのおかげ。子供の頃からの大好物。脂がのっていて、身離れが良くて、箸からつるりと落ちてしまいそうな透明感のある白身。あああ書いているだけで唾が出る。食べたいな、、、。そんな気持ちを書いたお便りも読んでいただき、組長にも

うわぁ！これ私読んだ瞬間に、この「脂の清きこと」って、食べたくなりましたねぇ。

と言ってもらえて、作者の句意が読者に伝わるとはこのこと。実感して更なる励みになります。

頭の体操、寝たきりになってもできる趣味と一生をかけて習得するつもりで始めた趣味。これからも俳句筋力トレーニングに励みたいと思います。皆さんもいかがですか？

冒頭写真: 週末のフラッドプレーン。また集中豪雨が始まりました、、、今はもっと水嵩が増えています。