昨日、2012年5月18日から20日まで
東京ビッグサイトの朝日住まいつくりフェアに
出展しています。
今年は、その予定がありませんでしたが
主催者側から直前に依頼されたこともあり
急遽決めました。
準備不足や、展示の仕方の不満もありますが
スタッフが懸命にやってくれたので
担当したスタッフは、良い経験と勉強に
なったはずです。
すべて指示すれば、もっと早くもっと良い内容で
できましたが、
何度も何度も考え方の指導をしながら
やり直しさせたため、結局最後は時間切れでした。
そこまで、私がスタッフの考え方指導にこだわるのは、
ミタス 一級建築士事務所の仕事においても
住宅の設計や監理においても、全く同じ考え方が
必要とされるからです。
「作業と仕事とは違う。
少なくとも
ミタス一級建築士事務所の仕事は
作業のつもりでやってもらっては、困る。
それなら、
ミタス一級建築士事務所が存在する意味がない。
他の設計事務所で良い。
私が人生を賭ける必要も無いし
独立してやっていく必要もない。」
展示会の準備不足は、失敗しても
直接迷惑を掛ける人は、いません。
住宅の設計や監理の失敗は
お客様に迷惑をかけます。
いつもいつも、すべてを指示できませんし
すべてをチェックや指導はできません。
それに、そんなことをしていては
スタッフが成長しません。
そこが難しいところですが、
構造など、絶対に失敗してはいけない部分や
工事中の隠れてしまうチェックは、慎重に
行なっています。
仕上げなど、あとで何かあれば、すぐわかる部分や
本質的でない部分は、その人のレベルに応じて
任せるようにしています。
責任は、すべて取れる、取ることを前提に
その人のレベルに応じて、任せる。
仕事やスタッフへの指導に、
臆病に、慎重に、厳しくなり過ぎると
廻りからは、指摘されますが
住宅という、一生に一度あるかないか
という大切な決断に対して、
本当に快適な住宅を目指すために
ミタス 一級建築士事務所が存在し
そのスタッフとして、理念を理解して
希望して入ってきたことを思い出し、
スタッフも覚悟して、早く考え方を身につけて
精進向上して行って欲しいと思っています。
会場にて