一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」

注文住宅を考えたら「住宅の考え方が180度変わる」住宅勉強会やセミナー、他では聞けない住宅や建築がわかるブログ。

暑さ対策と日射調整

2018年08月04日 15時36分04秒 | 住宅ノウハウ・実例
▲ 窓の外に遮熱スクリーンを設置
半分閉めて固定している。下までさげて止めることも可能。


2018年、今年の夏は暑いだけでなく、外を歩くと陽射しの強さに驚きます。

冬の断熱性だけではなく、夏の暑さ対策も必要な時代になりました。

以前は、断熱性能をあげて断熱サッシとペアガラスにしておけば、エアコンが効くので

風通しを考えておけば夏の対策はそれで良かったのです。

次第に夏を意識して遮熱シートを外壁や屋根に使うようになり、

ガラスはLOWEガラス、日射対策の庇や庇ルーバーも

プラスで考えるようになりました。


これだけ暑いと、窓からの日射を少なくする方法を考えますが

手軽にできる対策として、窓の外にすだれを付ける方法がありますね。

今年完成の住宅には、南側の掃き出しには、上記の写真のように

サッシ用の遮熱スクリーンを勝手に追加で取り付けさせてもらいまいました。

メーカーのカタログでは、これで日射の7~8割程度はカットできるようなので、

そこからさらにLOWEガラスで7割カットできれば、日射はかなり防げます。

夏のエアコンはもちろん必要です。


夏対策として現状を改善するのに、

ペアガラスをLOWEのペアガラスに変えることも有効ですが、

このサッシ外の遮熱スクリーンは、気軽に手で上げ下げできるのと

後付けも簡単にできるので、これからは増えてくるでしょう。




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