足場は、通常、外部に造るものですが、
写真のように内部に吹き抜けがあると、足場を組みます。
作業に合わせて、足場を一度解体して、もう一度組み直すこともあります。
この足場ですが、カナダのバンクーバーでは、
内部も外部も日本のような、しっかりした足場を造ることは少ないようです。
その理由を現地の工務店に聞いたら、
「工事費が高くなるから」と言ってましたが…
作業効率と費用対効果を考えると、
日本の工務店や職人さんなら、
「作業がうまく進ます無駄、かえって工事費高くなる」
と誰しもが答えるでしょう。
どちらも真実だと思います。
でも、北米の方が、全般的に合理的な考え方をしていて作業も早くて
人件費は高いのに、なぜか安く出来るんです。
この部分は、説明すると、かな~り長くなりますし、
私も必死にトライしていますが、誤解を生じやすいので、カットします。(^^)ゞ
▲このように、日本ではしっかり足場を造ります。
▼でも、カナダのバンクーバーでは…なかったんです!
▼これなんか、5階建てですよ! ない! (^^)ゞ
▼ほらね、ない…。 梯子と簡単な足場板だけ…
▼こうやって、それぞれの職人さんが自分で工夫して、なんとかしています…(^^)v
▼これは、かなり簡易ですが、足場ですね。
やっと、それらしいのを見つけました。
でも、アメリカのラスベガス郊外の住宅では、足場がありました。
2×4工法は、内部から外壁を起こすので、そこまでは足場がなくても
作業ができるということと、
凹凸のある家では、1階の屋根などを使って
作業ができる、長い梯子を使える、というのが理由でしょう。
しかし、各自が工夫して合理的に作業しているというのも理由のようです。
室内天井の仕上げで、脚に義足というか、高靴というか、
竹馬のような道具を付けて、
脚立や足場板を使わずに、天井の作業をしていました。
その道具、欲しかったので現地で探しましたが、
結局、見つかりませんでした。
同じ2×4工法でも、造り方と考え方は日本との違いが、
実はたくさんあります。
海外の住宅の造り方とその理由を学ぶと、本当に勉強になります。
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大工は足場つかわないよね
今は労働基準で組まないといけないけど