昨日 2011年1月20日の続きです。
バスで市内を廻ったあと、自由時間に。
ひとりでブラブラと街をウォッチングしながら、
どこかは知りませんが博物館などに入って行きました。(^^)ゞ
▲この建物は、良く見ると工事中で、足場に絵の描かれたシートで囲まれています。
▲何やら博物館…
▲ギョギョギョ!
▲▼これらに入っていたようです…
▲そしてホテルへ戻り…
▼その日の夕食は、スーパーで買出し。ちょっと買い過ぎたかも…?
▲金額は18ユーロ、当時のレートで2,500円、やっぱり買い過ぎ! (^^)ゞ
▲翌朝、空港から帰国
空港へのバスの中、石川先生から最後のありがた~い、お言葉…
「住宅の温度、湿度、蓄熱、表面温度、空気温度など
どのようにイメージしコントロールするか。
どういう住宅を目指すかを考えて欲しい。」
ということでした。
私は高校2年のとき
「快適な住宅を設計したい」と心に決め、建築学科に進みました。
快適な住宅とは何なのか、わからないながらも大学3年時でゼミを選ぶとき、
まさしく石川先生から頂いたお言葉と同じ内容が頭に浮かび
テーマにピッタリあった松本衛教授の熱環境ゼミを選択。
当時の日本には、ほとんど文献がなく
松本衛教授が、英語の文献をコピーしてくれたものを
頭をひねりながら解読、というより
教授が大学に泊まるときは、私もゼミ室でいつも一緒に徹夜させて頂き
普段は、他の学生がいるのでできない質問も
チャンスとばかり教えてもらっていたことが、懐かしいです。
そういえば、私の結婚式の主賓挨拶でも、教授からそのお話が。
唯一「建築の結露」という日本の専門書を見つけ
喜んで購入したら、何度読んでも意味不明の内容や数式が多く
教授に何度も質問…。
第1版ということもあり
間違い、誤植がたくさんあったのです。
そのときに、松本衛教授から頂いたありがたいお言葉、
「君達は、活字になっていれば、本になっていれば
正しいと思っているだろうが、誤植はもちろん
間違った考え方や意見をどうどうと述べている活字や書籍は
ゴロゴロしているということを知っておかないといけない。」
このお言葉とイメージは、ずっと強烈に残っていて
週刊誌程度の内容で二流、三流の建築関係の書籍があふれている現在、
それらパラパラと見るたびに、今でもこのときのお声を想い出します。
ということで、石川先生の最後のお言葉から、
とんでもない私の昔話に移動しただけでなく、
最後はドイツのミュンヘンに移動してしまった
オーストリア建築ツアーを、ちょうど50回で締めます!(^_^)v
ありがとうございました!
P.S. 近々、最初から読みやすいように
ホームページにまとめてアップしようと思います。
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こんにちは、ミタス一級建築士事務所の清水です。
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