打設予定でしたが、天気予報により、延期を決めました…
本日、2013年7月23日(火)の午後からコンクリート打設予定でしたが、
昼前の雨で延期となりました。
週間天気予報では、数日間、午後から雨でした。
コンクリート打設に影響がでるので心配していましたが、
変わっていくことも多いので、様子をみて当日決定となっていました。
昼前に雨が降ったので、
その時点で止めようということになり、延期としました。
次回も、午後を指定しているので、生コン業者には既に
予約が入っていて少し先になってしまいます。
また、上記写真の現場では、明日の7月24日の午後、コンクリート打設でしたが
これも予報により、延期を決めました。次は、来週になってしまいます。
午前で可能なら、いずれも予定通り打設できたでしょうし、
延ばしても、もっと早く打設できるのです。
スタッフにも何度も教えていることですが、
夏の暑い日は、コンクリートの打設は、午前中を避けます。
午後、可能なら少しでもゆっくりめに打設スタートします。
冬の寒い日は、逆です。
午前中にスタートさせます。午後からの打設は避けます。
理由も、スタッフにはくどいほど説明して、厳命していますが
ここでは省略します。
ひとことで言えば、コンクリートの良質な品質を保つためですが、
戸建て住宅で、工期を延ばしても、ここまでこだわっているケースは、
非常に少ないと工事業者は言っています。
ですが、打ち直しは、まず無理ですから
業者に面倒や負担を掛けて、工期が延びても
基礎コンクリート打設は、こだわりたいのです。
雨は理解できるが、なぜそんなことにもこだわる必要があるのか
読者で、その理由を、どうしてもお知りになりたい方がいらっしゃれば
また説明したします。
▲こちらが、本日7月23日の午後にコンクリート打設予定の現場でした。
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横浜 注文住宅
横浜市 一級建築士事務所
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我が家の目の前の一角(リビングの窓から見て、左手の十字路の反対側)がまとめてデベロッパーに買い取られて、いま建売住宅の建築中です。
ちょうどこの記事の週、22日(月)の朝に遣り方が始まったことに気がついたのですが、うち1棟は25日(木)の夜に基礎が立ち上がっていました。
過去ログでも、基礎コンクリートの話しが何度が登場していたかと思いますので大事なところなんだろうなと思いますが、やっぱり建売とか大手の建築会社の工事は進行が速いですね。
速いのが悪いとは思いませんが、我が家との違いを考えてみると、設計監理料を払ってでも設計事務所に頼んで良かったなーと思いますね(やることが同じなら日数に違い我でないはずですからねぇ)。
ところで、そんなもったいぶらなくてもとツッ込みを入れようかと思っていたのですが^^;、コンクリートはセメントと水とが反応して硬化するので、暑いさかりに打設すると水が蒸発するので夏場は午後の方が良くて、逆に冬場は日が照る時間を確保したいので午前中の方が良い、ってことでしたっけね。
よくよく考えてみると、どうしてセメントは水と反応して硬化するんですかね?
コンクリートの打設後、
24時間は次の作業をさせませんし、
型枠の撤去も養生期間を中5日、
置いてもらっています。
そうすると、なかなか早くはできないのです。
セメントは、水と化学変化を起こす水和反応で、
硬化します。興味があれば、ネットでも詳しく
調べられますので、みてください。
逆に水を与えなければ、セメント袋に入れて保管できますし、水だけで固まってくれるのですから、世界中で
重宝されるわけですよね。