ギャラリー 一間

骨董ルクラシックの画像庫

高麗花入

2019年02月17日 13時12分51秒 | 骨董

高麗花入。

首がへたったこの姿、

意図して焼かれたものかどうかは定かではない。

けれども花入として永い年月、

床の間や玄関やその他さまざまな場所で鑑賞されたのだろうと思う。

磁器のように高い音がするほど堅く焼き上がっている。

 

 

 


絵高麗梅鉢手塩笥茶碗

2019年02月17日 09時00分16秒 | 骨董

絵高麗梅鉢手塩笥茶碗

絵高麗は白化粧土を塗った肌に鉄釉で簡素な文様を描いたもので、

中国では雑器として生産されたといいます。

江戸時代の茶人に好まれ、

平茶碗などが伝世品として有名です。

本品は発掘の手ですが、

かなり使用感もみられ、

おそらく昭和のはじめころに中国から持ち出され、数寄者に愛されてきたものかと思います。

ややカセ気味の箇所があり、指にひっかかる感じもわずかにありますが、

全体に釉は生きています。

当方でも使用しておりますが、口が広いので、茶を点てやすいです。

手取りもよく、茶碗としては非常に希少なものですね。

画像の共箱、明治〜大正期の更紗の風呂敷がつきます。

仕覆はありません。

口径 約10.3センチ前後

胴最大径 約13センチ前後

高さ 約8.8センチ前後

ご売約済SOLD