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志戸呂焼半筒茶碗

2024年04月28日 10時09分45秒 | 骨董
志戸呂焼半筒茶碗。

志戸呂焼の裏に刻印されたのがこの「祖母懐」だそうです。
1716年以降は志戸呂と刻印されるようになったらしいので、
当然それ以前の作かと思われます。
志戸呂の歴史は室町時代まで遡るそうですので、
本品もその可能性があります。

しかし祖母懐印が押されたものはほかにもあり
尾張藩戸山焼別邸の作品、
尾張藩御庭焼御深井焼、
19世紀の作品、などです。

特徴の通り、堅牢な造りです。
この陶質が湿気を嫌がる茶壷に良いとして、
現存するものはそれらの茶壷が多いようです。

深い色合い、手におさまる感じは楽にも劣らないかと。
現存するものがほとんどないのではないでしょうか。

画像のように、見込み・高台付近に直しがあります。
ほか畳付きに欠けあり。
径 約12.5センチ前後
高さ 約7センチ前後

実物と画像とでは多少色合いが異なる場合があります。
サイズは前後と記載の通り誤差を含みます。
古いものですので画像と説明文にない傷等ある場合があります。






















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