私はラジオをよく聞く。
昨日は チェリストの溝口肇さんがゲスト出演していた。
最初はピアノを習っていたという溝口さん。
途中でピアノがいやになったのだとか。
せっかく今まで音楽をやってきたのだから
やめてしまってはもったいないと、お母さんの薦めもあり
途中でピアノからチェロに転向したらしい。
今の楽器は使い始めて一年余り。
そこからの話に、思わず夕食を作っていた私の手が止まった。
その楽器は生まれて300年。
《彼女》という指示代名詞を使うってことは
楽器に性別があるの~と驚いた。
「自分が使った後も、この楽器は
あと200年くらいは生き続けていくだろう」
という言葉がなんとも不思議に私の耳に響いた。
文明がどんどん進化し、遺伝子にまで人間の手が加えられる現代。
こんな風に何百年も前のものを次の世代につなげていくということに、
楽器の刻む 深い歴史を感じた。
自分がチェロを手にし、そしてそれを
そのまま次へ受け継いでいくという溝口さんの言葉が
じーんと心に響いた。
すごいなあ・・。
昨日は チェリストの溝口肇さんがゲスト出演していた。
最初はピアノを習っていたという溝口さん。
途中でピアノがいやになったのだとか。
せっかく今まで音楽をやってきたのだから
やめてしまってはもったいないと、お母さんの薦めもあり
途中でピアノからチェロに転向したらしい。
今の楽器は使い始めて一年余り。
そこからの話に、思わず夕食を作っていた私の手が止まった。
その楽器は生まれて300年。
《彼女》という指示代名詞を使うってことは
楽器に性別があるの~と驚いた。

「自分が使った後も、この楽器は
あと200年くらいは生き続けていくだろう」
という言葉がなんとも不思議に私の耳に響いた。
文明がどんどん進化し、遺伝子にまで人間の手が加えられる現代。
こんな風に何百年も前のものを次の世代につなげていくということに、
楽器の刻む 深い歴史を感じた。
自分がチェロを手にし、そしてそれを
そのまま次へ受け継いでいくという溝口さんの言葉が
じーんと心に響いた。
