私はラジオをよく聞く。
昨日は チェリストの溝口肇さんがゲスト出演していた。
最初はピアノを習っていたという溝口さん。
途中でピアノがいやになったのだとか。
せっかく今まで音楽をやってきたのだから
やめてしまってはもったいないと、お母さんの薦めもあり
途中でピアノからチェロに転向したらしい。
今の楽器は使い始めて一年余り。
そこからの話に、思わず夕食を作っていた私の手が止まった。
その楽器は生まれて300年。
《彼女》という指示代名詞を使うってことは
楽器に性別があるの~と驚いた。
「自分が使った後も、この楽器は
あと200年くらいは生き続けていくだろう」
という言葉がなんとも不思議に私の耳に響いた。
文明がどんどん進化し、遺伝子にまで人間の手が加えられる現代。
こんな風に何百年も前のものを次の世代につなげていくということに、
楽器の刻む 深い歴史を感じた。
自分がチェロを手にし、そしてそれを
そのまま次へ受け継いでいくという溝口さんの言葉が
じーんと心に響いた。
すごいなあ・・。
昨日は チェリストの溝口肇さんがゲスト出演していた。
最初はピアノを習っていたという溝口さん。
途中でピアノがいやになったのだとか。
せっかく今まで音楽をやってきたのだから
やめてしまってはもったいないと、お母さんの薦めもあり
途中でピアノからチェロに転向したらしい。
今の楽器は使い始めて一年余り。
そこからの話に、思わず夕食を作っていた私の手が止まった。
その楽器は生まれて300年。
《彼女》という指示代名詞を使うってことは
楽器に性別があるの~と驚いた。
「自分が使った後も、この楽器は
あと200年くらいは生き続けていくだろう」
という言葉がなんとも不思議に私の耳に響いた。
文明がどんどん進化し、遺伝子にまで人間の手が加えられる現代。
こんな風に何百年も前のものを次の世代につなげていくということに、
楽器の刻む 深い歴史を感じた。
自分がチェロを手にし、そしてそれを
そのまま次へ受け継いでいくという溝口さんの言葉が
じーんと心に響いた。
すごいなあ・・。
今年もあとひと月。一年が過ぎるのは本当に早い。
来月は子供編、大人編に分かれてクリスマス会を開く予定。
大人の生徒さんは半年に一度のミニコンサートなので今は最後の追い込み。
ただ、発表会とは違って親睦が目的のイベントなので、
ここに来てみなさんあせりモード。
私的にはひとつの経過地点と考えているので、
完成度だけを重視しているわけではないのだけれど、
生徒さん自身が
《ミニコンサートに間に合わせないとまた半年練習しないから・・》
とのことで、
最近のひとりごとノートにはそれぞれの本音が見え隠れしている。
さあ、打ち上げの会場の予約をしなきゃ!
その前に子供たちのビンゴの景品を考えるのが先だなあ~
来月は子供編、大人編に分かれてクリスマス会を開く予定。
大人の生徒さんは半年に一度のミニコンサートなので今は最後の追い込み。
ただ、発表会とは違って親睦が目的のイベントなので、
ここに来てみなさんあせりモード。
私的にはひとつの経過地点と考えているので、
完成度だけを重視しているわけではないのだけれど、
生徒さん自身が
《ミニコンサートに間に合わせないとまた半年練習しないから・・》
とのことで、
最近のひとりごとノートにはそれぞれの本音が見え隠れしている。
さあ、打ち上げの会場の予約をしなきゃ!
その前に子供たちのビンゴの景品を考えるのが先だなあ~
三浦綾子原作《氷点》を見た。
この作品は三浦作品の中で二番目にお気に入りのもの。
何度かドラマ化されていてそのたびにいろんな感想を持ってきた。
今回の配役はまさに私のイメージどおりの人。
母親役の飯島直子をはじめ、
きっとのだめコミックに取り付かれている人が、
あのドラマのキャスティングはぴったりという
興奮にも似た 感想を抱いたように、
私も氷点のキャストはお見事だと思った
同じ作品もそのときのこちらの状況で感じるところが違うと思う。
前に見たときはまだ結婚する前だったし、
深いところまではぜんぜん考えたことがなかったけれど、
今回はいろんなことを考えていた。
根底に流れる三浦綾子のカトリックの精神。
生徒さんにこの話をしたら
《そうそう、三浦綾子さんってうちの学校の卒業生らしいです・・》
って!
まあ・・・。こんなに身近に・・。
この作品は三浦作品の中で二番目にお気に入りのもの。
何度かドラマ化されていてそのたびにいろんな感想を持ってきた。
今回の配役はまさに私のイメージどおりの人。
母親役の飯島直子をはじめ、
きっとのだめコミックに取り付かれている人が、
あのドラマのキャスティングはぴったりという
興奮にも似た 感想を抱いたように、
私も氷点のキャストはお見事だと思った
同じ作品もそのときのこちらの状況で感じるところが違うと思う。
前に見たときはまだ結婚する前だったし、
深いところまではぜんぜん考えたことがなかったけれど、
今回はいろんなことを考えていた。
根底に流れる三浦綾子のカトリックの精神。
生徒さんにこの話をしたら
《そうそう、三浦綾子さんってうちの学校の卒業生らしいです・・》
って!
まあ・・・。こんなに身近に・・。
娘の学校から電話がかかってきた。
柔道の授業中に頭から落ちたようなのでと受診をすすめられた。
ちょっとした怪我だったら
保健の先生が対処してくださるようなのだけれど、
一応頭を打ったということで車で迎えに行くことにした。
学校までは何度か車で行ったことはあっても、
いつも主人の運転する横でボーっとしている私が、
もちろんその道を覚えているはずはない。
学校からの電話の後すぐにインターネットで地図をプリントして
どきどきしながら車に乗り込んだ。
自信がなく不安な気持ちを久しぶりに味わった。
ただ、実際運転してみて、こんなにもわかりやすい道なのかと
やっと 今までの主人の言葉が理解できた。
これで、もう大丈夫!!
子供たちが自信をつけるってこんなことなんだなあ~。
なんだかとってもうれしくなった。
娘は、あまりに元気なので、
病院でも真剣に話しを聞いてもらえず(怒)何もしないで帰宅。
この後、
《もう少し病人らしく話さないから、
あんな横柄な態度の先生に当たっちゃうのよ》
と私に八つ当たりされた娘は、なんとも災難な一日だったと
あとで 私も反省した。
それぞれの一日・・・・
柔道の授業中に頭から落ちたようなのでと受診をすすめられた。
ちょっとした怪我だったら
保健の先生が対処してくださるようなのだけれど、
一応頭を打ったということで車で迎えに行くことにした。
学校までは何度か車で行ったことはあっても、
いつも主人の運転する横でボーっとしている私が、
もちろんその道を覚えているはずはない。
学校からの電話の後すぐにインターネットで地図をプリントして
どきどきしながら車に乗り込んだ。
自信がなく不安な気持ちを久しぶりに味わった。
ただ、実際運転してみて、こんなにもわかりやすい道なのかと
やっと 今までの主人の言葉が理解できた。
これで、もう大丈夫!!
子供たちが自信をつけるってこんなことなんだなあ~。
なんだかとってもうれしくなった。
娘は、あまりに元気なので、
病院でも真剣に話しを聞いてもらえず(怒)何もしないで帰宅。
この後、
《もう少し病人らしく話さないから、
あんな横柄な態度の先生に当たっちゃうのよ》
と私に八つ当たりされた娘は、なんとも災難な一日だったと
あとで 私も反省した。
それぞれの一日・・・・
娘とともにオープンキャンパスに参加してきた。
今日出かけた大学は西の果て。
だんだんと田園風景が広がる景色を見ながら
なんだかどこかに旅にでも出かけたような不思議な感じがした。
ローカル線のにおいのするその電車は、
なんと改札は自動ではなく、
私が育ったところでよく見かけたパッチンという
駅員さんの切符切り風景。
娘はこれにたいそう感激してしまい記念撮影。
説明会に参加しながら、
やはり華やかな学園祭ではなく
オープンキャンパスに参加したほうが
《素》の姿を見ることができると実感。
とは言いながら、同時開催されていた学園祭の
充実した模擬店に舌鼓!
国際色豊かな学校だけあって、
いろんな国の料理をたくさん食べることができて
こっちのほうも大満足!
今日出かけた大学は西の果て。
だんだんと田園風景が広がる景色を見ながら
なんだかどこかに旅にでも出かけたような不思議な感じがした。
ローカル線のにおいのするその電車は、
なんと改札は自動ではなく、
私が育ったところでよく見かけたパッチンという
駅員さんの切符切り風景。
娘はこれにたいそう感激してしまい記念撮影。
説明会に参加しながら、
やはり華やかな学園祭ではなく
オープンキャンパスに参加したほうが
《素》の姿を見ることができると実感。
とは言いながら、同時開催されていた学園祭の
充実した模擬店に舌鼓!
国際色豊かな学校だけあって、
いろんな国の料理をたくさん食べることができて
こっちのほうも大満足!
浜松国際ピアノコンクール第3次予選の結果が発表され、
出場最年少の北村朋幹君がみごとファイナりスト6名の中に残った。
3次予選の演奏曲は
60分以内でプログラムを組み立てるというもの。
ほかの演奏者がラフマニノフやプロコフィエフといった、
私的にはとっつきにくい(?)難解な曲がずらりと並ぶ中、
彼の選曲はバッハのイギリス組曲やらシベリウスの樹木の組曲など
なじみのあるものだった。
モーツァルトは本当にすばらしかったし、
シベリウスのもみの木はとても参考になった。
いよいよ本選!
今日同様楽しみ楽しみ。
もしかしたら一位になっちゃうかも?(!)
PTNAのサイトで彼のインタビュー風景を見た。
演奏しているときの表情とはまったく異なり、
普通の中学生が写っていた。
このギャップがおばさまにはたまらないわぁ。
出場最年少の北村朋幹君がみごとファイナりスト6名の中に残った。
3次予選の演奏曲は
60分以内でプログラムを組み立てるというもの。
ほかの演奏者がラフマニノフやプロコフィエフといった、
私的にはとっつきにくい(?)難解な曲がずらりと並ぶ中、
彼の選曲はバッハのイギリス組曲やらシベリウスの樹木の組曲など
なじみのあるものだった。
モーツァルトは本当にすばらしかったし、
シベリウスのもみの木はとても参考になった。
いよいよ本選!
今日同様楽しみ楽しみ。
もしかしたら一位になっちゃうかも?(!)
PTNAのサイトで彼のインタビュー風景を見た。
演奏しているときの表情とはまったく異なり、
普通の中学生が写っていた。
このギャップがおばさまにはたまらないわぁ。
娘のピアノの送り迎え担当の主人が予定外の出張。
急遽私が連れて行くことになった。
レッスンが始まって10分ほど過ぎたところで
なんだか鼻がグスグスしている気配。
(風邪じゃないだろうにどうしたのかなあ~)
私の座っているところからは娘の後姿しか見えない。
はじめは、大して気にも留めないでいたが、
鼻をかんだ後も 一向に治まる気配がない。
「泣いてるの?」
レッスンはいつもと同じ雰囲気。
取り立てて何か・・・ということもない。
言葉少ない娘の性格も手伝って
このときは先生も私も真意を図りかねていた。
帰りの車の中で真実判明!
どうも 思ったとおりに弾けなかったのが悔しかったらしい。
家での練習ではもう少しできていると思っていたのが、
レッスンを受けているうち
ガラガラと崩れ落ちてきたという感じのようだ。
ふーん。子供って変わるんだなあ。
末っ子の甘えん坊さんで、マイペースな性格だったのが・・。
娘の変化にちょっとうれしい母でした。
急遽私が連れて行くことになった。
レッスンが始まって10分ほど過ぎたところで
なんだか鼻がグスグスしている気配。
(風邪じゃないだろうにどうしたのかなあ~)
私の座っているところからは娘の後姿しか見えない。
はじめは、大して気にも留めないでいたが、
鼻をかんだ後も 一向に治まる気配がない。
「泣いてるの?」
レッスンはいつもと同じ雰囲気。
取り立てて何か・・・ということもない。
言葉少ない娘の性格も手伝って
このときは先生も私も真意を図りかねていた。
帰りの車の中で真実判明!
どうも 思ったとおりに弾けなかったのが悔しかったらしい。
家での練習ではもう少しできていると思っていたのが、
レッスンを受けているうち
ガラガラと崩れ落ちてきたという感じのようだ。
ふーん。子供って変わるんだなあ。
末っ子の甘えん坊さんで、マイペースな性格だったのが・・。
娘の変化にちょっとうれしい母でした。
昨日の講座では
グランドとアップライトピアノの音色を実際に比較して聞いた。
アップライトを壁につけないで客席に向けたらどうなるか?
財団においてあったアップライトはすごくいいやつらしく、
ちっちゃなグランドよりは音が出るかも?という感じを受けた。
それに驚いたことがひとつ!!
ソステヌートペダルは
グランドの特権だと思っていたら
なんと、ヤマ○アップライトピアノ最高峰SU7というものは
なんとこのペダルが付いているのだとか。
村上先生も驚いておられた。
お値段もC3LAと同じくらいするみたいだけれど、
予約殺到で今注文しても納期は年明けになるらしい。
その値段を出すのならグランドを・・
と思うのだけれどどうなのかなあ?
一度弾いてみたいなあ・・。
グランドとアップライトピアノの音色を実際に比較して聞いた。
アップライトを壁につけないで客席に向けたらどうなるか?
財団においてあったアップライトはすごくいいやつらしく、
ちっちゃなグランドよりは音が出るかも?という感じを受けた。
それに驚いたことがひとつ!!
ソステヌートペダルは
グランドの特権だと思っていたら
なんと、ヤマ○アップライトピアノ最高峰SU7というものは
なんとこのペダルが付いているのだとか。
村上先生も驚いておられた。
お値段もC3LAと同じくらいするみたいだけれど、
予約殺到で今注文しても納期は年明けになるらしい。
その値段を出すのならグランドを・・
と思うのだけれどどうなのかなあ?
一度弾いてみたいなあ・・。
東洋の魔術師、村上輝久先生の講座を受けてきた。
今まで何度も受けている先生の講座だけれど、
話を伺いながら
心からピアノを愛していらっしゃるんだなあという思いが
じんじん伝わってくる。
今回は、最近(もう結構前?)ペダルの本を出版された
ピアニスト堀江真理子さんの演奏も聴きながら90分を楽しんだ。
ただ、今回の講座はブロードバンドで全国配信。
そのおかげであちこちに機材が散らばっていておちつかない。
それに生放送というわけなので、
最後の演奏ドビュッシーの《花火》を聞いているときなんか
スタッフの動きが激しくて閉口した。
どうも時間内に終わるかどうかで気をもんでいる様子。
結局ぎりぎりセーフといったところだったけれど
裏事情も一緒に見なければいけなかったので
なんだかこちらまでどきどき。
演奏を聴いた気がしなかった。
堀江さんの演奏はとてもよかったけれど、
あそこのピアノは
私的にはあまり好きな音色ではなかったので少し残念!
今まで何度も受けている先生の講座だけれど、
話を伺いながら
心からピアノを愛していらっしゃるんだなあという思いが
じんじん伝わってくる。
今回は、最近(もう結構前?)ペダルの本を出版された
ピアニスト堀江真理子さんの演奏も聴きながら90分を楽しんだ。
ただ、今回の講座はブロードバンドで全国配信。
そのおかげであちこちに機材が散らばっていておちつかない。
それに生放送というわけなので、
最後の演奏ドビュッシーの《花火》を聞いているときなんか
スタッフの動きが激しくて閉口した。
どうも時間内に終わるかどうかで気をもんでいる様子。
結局ぎりぎりセーフといったところだったけれど
裏事情も一緒に見なければいけなかったので
なんだかこちらまでどきどき。
演奏を聴いた気がしなかった。
堀江さんの演奏はとてもよかったけれど、
あそこのピアノは
私的にはあまり好きな音色ではなかったので少し残念!