「クマゼミの鳴くころ」
夏はセミが鳴く
セミの種類に気を留めなかったら
セミは全部ただのセミ
でも気をつけて聴いていると
鳴くセミは次から次に
変わっている
最初は鳴き声小さめ
ニイニイゼミ
その次はいかにも夏!って感じ
うるさいアブラゼミ
それからシャワシャワシャワ…と
少し軽くクマゼミ
(近くにいくと相当うるさいが)
今はクマゼミの鳴くころ
そして
夕方や山の中では
ヒグラシカナカナカナ…
夏の終わりは
「宿題やったか~?宿題やったか~?」
と聞こえるような気がする
ツクツクボウシ
やがて
シーンとなる
山がただ山でなく
一つ一つ名前があって
個性豊かであることを
季節がただ春夏秋冬でなく
二十四節気
細かく分けられていることを
それを知ると
楽しくなる
それぞれが愛しく
味わい深くなる
もうすぐ立秋
ツクツクボウシもそのうち
鳴き出すだろう
(晶子)
色々なことを知るということは、見える風景、聞こえる音、肌に感じる風の温度、細やかなことに気づき、一瞬一瞬が味わい深くなること。
歳を重ねるごとに、そういうものが増えていくことがうれしい。
それぞれの良さがわかれば、時間が流れていくことも寂しくない。
それぞれが好きで、すべてが楽しくなる。
今日も暑くなりそう。
今日も素敵な一日になりますように♪