みっくすじゅうす的生活

生活の中の「好き!」を集めて、ミキサーに入れて作ったみっくすじゅうす。
今日もいいことあるかもね!

クマゼミの鳴くころ

2018-08-02 05:57:55 | 写真・詩


「クマゼミの鳴くころ」

夏はセミが鳴く
セミの種類に気を留めなかったら
セミは全部ただのセミ

でも気をつけて聴いていると
鳴くセミは次から次に
変わっている

最初は鳴き声小さめ
ニイニイゼミ

その次はいかにも夏!って感じ
うるさいアブラゼミ

それからシャワシャワシャワ…と
少し軽くクマゼミ
(近くにいくと相当うるさいが)

今はクマゼミの鳴くころ

そして
夕方や山の中では
ヒグラシカナカナカナ…

夏の終わりは
「宿題やったか~?宿題やったか~?」
と聞こえるような気がする
ツクツクボウシ

やがて
シーンとなる

山がただ山でなく
一つ一つ名前があって
個性豊かであることを

季節がただ春夏秋冬でなく
二十四節気
細かく分けられていることを

それを知ると
楽しくなる

それぞれが愛しく
味わい深くなる

もうすぐ立秋
ツクツクボウシもそのうち
鳴き出すだろう

(晶子)



色々なことを知るということは、見える風景、聞こえる音、肌に感じる風の温度、細やかなことに気づき、一瞬一瞬が味わい深くなること。
歳を重ねるごとに、そういうものが増えていくことがうれしい。

それぞれの良さがわかれば、時間が流れていくことも寂しくない。
それぞれが好きで、すべてが楽しくなる。

今日も暑くなりそう。

今日も素敵な一日になりますように♪
コメント
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