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「ひな工房 八重の衣」で仲間とチクチクお雛様作りやっています♪

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ワクワクドキドキの手作りお雛様作りです。
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ひな工房八重の衣工房紹介 2024.3.31

特派員報告…エジプト番外編

2007年04月22日 12時59分57秒 | 特派員報告
とうとう最後のエジプト旅行記番外編です。
皆様ご愛読ありがとうございました~~

Mさんほんとうに楽しい旅行記ありがとう!
またの投稿お待ちしています

**エジプトがらみで番外編…性懲りも無くシャンポリオンの話題**


例の【古代エジプトうんちく図鑑】に
エジプト学に寄与した人物が列挙されているけど
やはりシャンポリオンは抜群に珍人物!面白すぎる(^o^)~

シャンポリオンは田舎の貧しい本屋の7番目の息子として生まれ
両親も教育には無関心。

しかし12歳上の兄が彼の才能を見抜き援助。
兄はナポレオンの学術遠征隊に申し込むほど
エジプト学に熱中するも選考にははずれた。

もう一人彼に影響を与えた人物は【熱解析理論】で有名なフーリェ。
彼の家はエジプトの楽しい資料で溢れかえっていた。
墓も隣どうし。

小さな彼は【僕がこのヒエログリフを解読するでしょう!】とフーリェに宣言
(すでに生意気)
ナポレオン遠征隊の【エジプト誌】によりフランスは一大エジプトブームに。
しかし軍事的な意味では失敗…。

シャンポリオンは兄やフーリェの援助で才能を開花。
17歳にしてドイツ語、伊語、羅語、希語、ヘブライ語、アラビア語、トルコ語、
サンスクリット語、シリア語、ペルシャ語、アラム語、エチオピア、
その他東方の言語をマスター。
そしてコプト語も…全部で17カ国語(@_@)!

でエジプトもコプトもギリシャ語の
アイギュプトス(ギリシャ語でエジプトをさす)からきているそうで語源は一緒。
でコプトの人々は古代エジプト人の子孫だという誇りを持っている。
シャンポリオンがコプト語をも解したことが
ヒエログリフを解読した決め手になった。

学業に苦しむ同級生を尻目に彼18歳で助教授に。
で、色々経緯もあったが31歳でヒエログリフ解読。

名誉を得たシャンポリオン二年後にイタリアに行かせてもらい
トリノエジプト博物館の膨大なパピルスコレクションに囲まれ狂喜乱舞。

そしてついに憧れのエジプトに!

実は彼はエジプト行く前に少ない不鮮明な資料で解読していたというから驚き!
エジプトはイタリアとの共同遠征隊。
隊長はこの感動男。
土着の衣装ガラベーヤに身を包みアラブ語を完璧に話すこの男を
だれもフランス人だとは思わなかったそう(^^;)
フランスにいるとき「どこにいてもエジプトにいる気がする」と言っていた
この感動男は
当然狂人のようにはしゃぎまくる毎日。
手紙に【兄さん!この素晴らしさは僕の想像をはるかに凌駕していた。
どんな褒め言葉を総動員しても足りないよ。
僕たちヨーロッパ人はこの巨大で壮大な建築物の前では小人でしかないんだ!】

38歳までエジプト調査、四年後42歳の若さで亡くなる。

テンションの高さとは裏腹に痛風、結核、糖尿病など
いくつもの病気を抱えていた。
生来の興奮しやすいたちに加え
病弱な肉体を酷使しまくり早世したのでした…。
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特派員報告…エジプト編ⅩⅠ

2007年04月22日 12時50分37秒 | 特派員報告
miyです
(ホントはかしら??)

皆様
いつもSAPPORO・DE・SANPOにアクセスありがとうございます。

たくさんの方にご覧いただいていますが
エジプト旅行記を楽しみにしてくださっている方も多くて本当に嬉しいです。
これもMさんのおかげ。

このGW前のせいか昨日もこのエジプト旅行記のアクセスが増加中。
旅行前に皆さん検索してくださっているのでしょうか?
ありがとうございます

なので今日は残り一挙に掲載~~
ご旅行楽しんできてくださいね~
(勝手な想像ですっご報告お待ちしていま~~す)

ではでは特派員報告エジプト旅行記ⅩⅠでございます。



********コプトとエジプト********


実はエジプトもコプトも
ギリシャ語のアイギュプトスからきているそうで語源は一緒だそう。
でコプトの人々は古代エジプト人の子孫だという誇りを持っています。

ロゼッタストーンを解読したシャンポリオンも
コプト語を解したことがヒエログリフを解読した決め手になった位ですから
やはりコプトと古代エジプトは縁が深いのでしょう。

エジプトは7世紀頃にアラブ人に占領される前はキリスト教で、
さらにマリアとヨセフがヘロデア王の嬰児虐殺をのがれて
エジプトへの脱出をはかったところ。
意外にキリスト教と縁があります。

写真は絨毯工場の少年です。
指が細いので少年が仕事に向いているとか。
私は言われなかったけど他の人は写真撮ろうとすると
「1ポンド!」言われたらしいよ。
トホホじゃね…。

そういえばパン焼き釜の前のオバサンも写真撮ろうとすると
お金を要求されてあきらめた。
今思ったら一ポンド(20円)位渡して撮ればよかった(;_;)
…エジプトは何をするにもお金、お金、お金…。

でもみな愛嬌たっぷり人懐つっこいんで
「まあいいっかあ~」という気分にさせられます。

バス乗ってたら東洋人が珍しいのか子供たちがみな手を振ってくれます。
こちらも手を振り返し皇室気分(^^;)?!
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