Mの実験室 -科学教育啓発活動記録-

科学教育啓発活動を展開中! 科学実験・工作教室の活動記録、予定を書き込んだ日誌です。関連話題も掲載しました。

科学教育啓蒙活動の準備(メモ)

2010-07-20 | 今年度の予定と実績
地域貢献・国際協力としての科学教育啓蒙活動
2010年の計画

1.教室の準備
9月10日(金)ビー玉万華鏡/新潟大学 35本
ビー玉は接着しなくて良い。
9月11日(土)ビー玉万華鏡/坂井東小学校 100本
ビー玉は接着しておく。
2011年1月 カンボジアの中学校教員養成校 11月中旬に材料郵送
ビー玉万華鏡 50本、オイル万華鏡38本、シャボン玉

2.化学のおもちゃ箱
昨年の来場者数の分析
案内チラシの送付先一覧

3.万華鏡キットの作成
以下の5種万華鏡のマニュアルを完成させる。材料と金額、鏡の寸法
・オイル万華鏡 200本(材料注文済み)
・ビー玉万華鏡 300本(材料注文済み)
・ミニテレイドスコープ(ミニビー玉万華鏡)
 材料の入手とサイズの決定、解説シート(A7×8頁)付でチャック袋  
に入れる。
 ビー玉は接着しておく。ビニールテープも切っておき、ハサミ等が  不要でその場で作れるように工夫する。プラモデルのように!
・アルミ角ツインミラーオイル万華鏡(上級者向けキット) 100本
 菱形のミラーの角度? 材料の発注
・偏光フィルムを使った万華鏡?
・100円ショップの万華鏡の改造

4.実験室の整備
ビーカー、平バット等、汎用品は、スチール書棚に移動する。扉に収
納物を表示する(マグネットテープ)。

5.磁石の教材を完成させる。学研の教材購入。

6.書籍のデータベース化
  お気に入りをコピー、スキャナーで読み込みpdfファイルとする。

7.液晶万華鏡の試作
 ヒドロキシプロピルセルロース(HPC)の濃厚水溶液は、ある特定の濃度範囲で独特の色を示すリオトロピック液晶が発現される。本万華鏡では、この液晶の不思議な虹色を見ようとするもので、これまでに無い全く新しいタイプの万華鏡である。

・ネジ口試験管にHPCを9分目加える。加えた量を秤量しておく。
・重量比2/3の水を加える。
 (化学のおもちゃ箱2008の「虹色液晶」と同じ)
・加える水の量を前後させ、濃度の異なるネジ口試験管数本を用意する。
・黒色の棒を差し込み、虹色を観察する。
・粘性の程度を観察し、パチンコ球2個を入れて沈降するか観察。
 具合が良ければ、パチンコ玉は黒色にスプレーする。

1)HPCの液晶化による発色条件を、濃度・時間・温度を変化させ検討する。
2)HPC以外の液晶高分子について、液晶化による発色を中心に比較検討する。
3)液晶高分子の濃厚溶液に、流れを与えることの視覚的効果について検討を  
  加える。
4)万華鏡は透過で見ることが多いが、反射で見るための工夫を行う。
5)以上の研究成果から、「液晶万華鏡」のキット化を確立する。

8.コレクションの万華鏡を収納するケースを検討する。
段ボール箱では高級感が出ない。厳選するか?

9.iMac筐体を使った、覗き込まずに見られる万華鏡

10.コレクションした万華鏡、科学おもちゃの写真撮影

11.これまで実施したテーマのレシピをまとめる

12. 2010年度熊本大学総合技術研究会で研究発表。 H.23.03.17-18 万華鏡の教材化をまとめたもの?

今年度の予算
科研費   57万円
学長戦略的経費 50万円
内田エネルギー財団      15万円
NS知覚財団 25万円(申請中)
計 147万円(見込み)

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