文楽がお好きな方へのプレゼントにしたいので・・・とのご注文で作らせて頂いた「お染」さんが仕上りました。
絞りの着物は、実際に使われる衣装の柄を、縮小して染めてもらいます。
もう60年近いおつきあいの呉服屋さんなので、ツーと言わなくてもカーと答えてもらえるのが有難いことです。
どんな仕事でもそうでしょうが、「出来た~!!」の歓声を上げるのは自分の手元でも、そこまで支えて頂いてる大勢の方達との合作だといつも思います。
紙屋さん、西陣を初めとする織屋さん、切れ屋さん、糸屋さん、画材屋さん・・・
昔からお世話になっている所に加え、尾道頒布さんのように新しい分野でお付き合いが広がっていくのも、ほんとに有難いことです。
一つの伝統芸が、細く長~く受け継がれるためには、それを支える多種多様な技が一つにならないとだめでしょうね・・・
でも、何てったって、先ずはそれを愛してくださる皆さまの存在があればこそ!!
どうか末永く、みやび流押絵をご愛顧賜りますよう、
おん願い奉りまする~~