軽井沢のいろいろ~♪ 軽井沢で静かに暮らす 深山のイノシシ があれこれ見たこと聞いたこと

軽井沢に静かに暮らす深山のイノシシが 軽井沢の春夏秋冬 今昔、あれこれ・・ 見たまま聞いたまま書いてるよ

軽井沢の名所 知る人ぞ知る名所―2 ~☆

2015-10-25 | 避暑地 軽井沢のあれやこれ

 昨日  軽井沢のなんとなく謎めいた マニアックな名所?「卵型(たまごがた)」を紹介したけれど

 その たまごロータリーから 北側にまっすぐ行くと ラウンドアバウトの交差点「六本辻」に出るんだよ

 そう、その交差点で左側2本目の斜めに入って行くと 軽井沢の正真正銘の名所? お水端(雲場池)に行ける道だよ

 そっちに行かず すぐ左曲がる 幅の広い方の道を  進んで行くと十字路になる 北に入る道はこれもお水端に行く道だよ

 道向こうはカフェ  その向かい側は結婚式場  その向かいはお水端の駐車場 
 
 で、残り 歩いて来た道の左角が 寂しい古~い空き家のある広い土地・・ これが 今日のテーマ 

  詳細な住宅地図のひとつには 「ふきわ」なんて表記されている

 ここは東京の高級料亭  「遊ふき利(ゆふきり=ゆうぎり)」ゆうぎり が夏だけ営業してたんだよ

 漢字をかなに読み替える ゆかしい屋号があっさり読めない時代になってるんだね

 それに 一時期から、高級料亭で政財界のお話会が 表向き は影を潜めた時代もあったよね

 ここが昭和の中頃には 磨き上げられて夏の宵の明かりが灯り 高級車が次々横付けられて

 上客が座敷に向かう廊下には中居さんがずらりと三つ指をついていたそうな

 どんな  お話会が開かれていたんだろうね 

 かの  航空機贈収賄事件のT宰相も ここで逸話を遺していて この料亭の朽ち果てた 老屋の壁や戸襖が言葉を話せたなら

 政財界の皆様が赤くなったり青くなったりするエピソードを  沢山囁いてくれたと思うよ
 
 日本人の古来の文化には 「わび さび」というのがあって どこか「滅びしものは懐かしい」

 ボクは  この廃屋の佇まいを見た時  なんだか胸がキュンとしたんだよ 
コメント (1)
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