真夏の日差しがサンサンと降り注ぐ いまごろの軽井沢の農地の中に
背の高い大人の人でも ちょっと一番上の葉っぱまでは手が届かないくらいの高さに
こんな緑色の葉がギッシリ茂り 蔓(つる)が絡んだ先に こんな鮮やかな朱色の花房が咲いている
何の花で 何が実るか知ってますか
これは ひと粒があの 大人の親指みたいな 軽井沢花豆の花なんだ
これから 受粉した花から エンドウ豆みたいな莢(さや)が出来て 次第に大きくふっくらして来て
晩秋になって 莢ごと収穫されて 上手に乾燥が施されると
そう こんな 見事な 「 軽井沢花豆 」として
産直市や お店の店頭に並ぶことになるね
軽井沢や 地続きお隣の北軽井沢方面や嬬恋村などで それぞれ 特産品としてファンが多い
軽井沢のスーパーの店頭には これがゴロゴロ入った 「 花豆おこわ(赤飯)」が並び
赤飯大好きさんには たまらない逸品でもあるようだね
軽井沢地元には これを煮豆にする「 名人 」が大勢いて それぞれに自薦他薦の名人技があるらしい
簡単に 花豆おこわを作って食べたい人には こんな手軽な裏技も
スーパーの和風茶菓子売り場などに この花豆の「 甘納豆 」が売られている
焚き上がった 「 もち米 」のご飯に この甘納豆を載せて 形が壊れないように上手に混ぜ込み
ちょっと 蓋をして蒸らしてやると 甘さが馴染んで風味もよくなるとも聞いたよ
お好みで ちょっぴり お塩をふっても
目先を変えたメニューに 「 自家製花豆おこわ 」お試しいかが・・