ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

「子ども・若者訪問支援」

2015-09-01 23:30:20 | 私(みぃみ)
9月に入りましたね。

すでに新学期が始まっている学校もありますが、こちらの小中学校では今日が始業式です。

皆さんのお子さんは無事、登校していますか?
「は?」ってお思いの方、なによりです


昨日、NHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」という番組で
不登校、ひきこもりの若者の訪問支援をしているNPOが取り上げられていました。

友達が番組前にLINEで教えてくれたのですが、その時に月9ドラマに夢中でして
見たいけど、ドラマも見たい
バレーボールの延長でドラマの終了が10時を越えてしまったのですが、
ドラマ終了後、すぐにNHKに切り替えました。

最初の部分が見れなかったのですが、大丈夫!
先ほど、YouTubeで確認しましたから
今は便利ですね。


番組では、8年間支援してきた若者の就職支援。
6年生の不登校の男の子の家庭内暴力のケースなどが取り上げられていました。

その家庭に入っていかなければ救えない子がいます。
自分の苦しみや悲しみを誰とも共有できず、孤立する若者がいると。
どんな境遇の子でも救ってあげたい。

NPO代表の谷口さんの熱い想いが溢れていた番組でした。


まずは、アウトリーチ(責めのアプローチ)の手法で、
閉ざされた子どもの心を少しずつ開いていくそうです。

最初に「この人だったらわかってくれるかも」と思ってもらうこと。
そして、本人が好きなことを探り、理解し、価値観のチャンネルを合わせること。

カードゲームが好きだと知ったら、次に会う時は、カードを持参して一緒にゲームをします。
そうやって子どもとの距離を少しずつ縮めていくそうです。

長期ひきこもりで外に出れなくなってしまっている若者は
まずは人目が気にならない、夜釣りに誘うそうです。
外出に慣れて来たら、次は昼間とか人がいる場所に連れ出します。

人との接触をシャットアウトし、孤独の中で
どんどんネガティブになっていく若者。

自立ができず、スタートラインにさえ立てていない子を
まずはスタートラインに立たせてあげることからなのですね。


家庭内暴力が出ていた男の子は、
母親に「もう無理、限界!子どもを殺すかも」と言われていました。

一旦、母親から離し、祖母のところで預かってもらいますが、
なかなか感情のコントロールがつかず、そこでも、また暴れ・・・

谷口さんが駆けつけますが、決して、叱らず
暴力を振るった理由は決して聞かず・・・
一緒にボール蹴りをするだけ。

それで感情が落ち着いてきます。

母の元に少年を戻して1週間、少年の家の近くに車を停めて夜を過ごします。
緊急時にすぐ駆けつけられるように。

そこまでの支援・・・
凄いなと思いました。

その後、少年は暴れて物が散乱していた部屋を自ら片付けます。

そして、家族皆で釣りに出かけます。
魚が釣れると「ママ~」と母親に見せるために駆け寄る少年の姿。

本当に無邪気で少年らしかったです。

これが本来の少年の姿。
本来の家族の姿ですね。

母が嫌いで暴力を振るわけがないです。
少年も暴力を振るうほど、苦しかったのですね。

その苦しみを分かってくれて、救いの手を差し伸べてくれる人がいるだけで
こんなにも変わることができるんだなと思いました。

本当に感動しました。
涙腺が緩みっぱなしで・・・


再放送が決定しています。
よかったら見てみてくださいね。

「子ども・若者訪問支援」谷口仁史
9月5日(土)午前1時10分~1時58分(金曜深夜)総合



*承認制にしたらコメントを見落としてしまって、お返事が遅くなってしまった方がいます。
 どうもすみませんでした
 あと、ご質問をいただいた方、コメント上では答えにくいので、メッセージをいただければと思います。
 どうぞよろしくお願いします。





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コメント (2)
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