やる気がなせる業

やっと始まった感があるファミレスのバイト。

火と水と２日続けて行きました。

レシピの工程表？を確認したり、
ポケット用にと小さなメモを自分で作ったり・・・

「今日は食洗機を完璧に使えるようになることを目標にしよう」と言ったり。
（それは店長が決めると思うけど）

午前中から気持ちはしっかりバイトに向かっていました


でも、夕食後テレビを見ていると

「あ～これからバイトと思うとちょっとやだね」と。

もうですか？？
不登校を経験していると、そういうネガティブ発言にはすぐ反応してしまいます

「だってさぁ。今って何をやるのもいちいち聞かないといけないからさ。
そう思うとちょっと憂鬱でさ。早く、聞かなくても出来るようにならないとな」

あ、結果的にはポジティブ？
ちょっと吐き出しただけね


その後、カバンの中の準備もかなり余裕を持ってしていましたね。
学生時代にそんな姿を見たかったですが

１０分前には確実に着ける時間に出ています。
「遅刻は厳禁だからな」と。

これまた学生時代に聞きたかった言葉ですが・・・

ケン太はいつも滑り出しは順調なので、問題は今後ですけどね



仕事から帰ってくると、なんだかとっても嬉しそうでして

フライパンを使う料理をかなり教えてもらったようす。

フライパンの中で具材がグツグツ煮えているのを混ぜたり
炒めたり・・・結構、上手くいったようで

「すっげえ、楽しかった」と

１回目は教えてもらい、次の注文は任せられて、ひとりで作ったりしたらしい。


これで３回、キッチンの仕事をしたことになります。

最初の日は、調理用のキャップでちょっと頭痛がしたそうです。
元々ケン太は被り物に弱く、帽子を被ると頭痛がしてしまうのです。

あと、立ち仕事だから足も痛くなったと。

２回目は、何故か背筋が痛くなったそうで
説明を受けている間、ピシッとしていないといけないかなと直立不動で聞いているそうですが、
それで背筋に力が入り、筋肉痛になったんだろうと。
いかに普段、姿勢が悪いかがわかったと笑っていました。

３回目は、頭も足も背筋も痛くならなかったそうな。

「全然疲れなかったし、絶好調で帰って来たよ」と。

人間は、順応していくんですね。

やる気になるだけで、いろんなことがいい方向に向かいます


その後、「○○（友達）は務まんないと思うよ。体力ないから。結構、大変だからね」
「あ、○○（友達）も無理かもね」と。

自分は大丈夫なの？
寝坊しないように気を付けてね



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