ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

過保護だとしても・・・

2019-03-10 23:43:14 | 思うこと
私の友達の息子さんですが、
すでに社会人で、家を出て4~5年は経っていると思います。

結婚を前提にお付き合いしている彼女さんがいて、
去年、挨拶に来たそうです。
年内に結婚できれば・・・という感じで話が進んでいます。

息子さんのアパートが、1月で契約更新だったそうですが、
年内に結婚し出て行く予定なので、更新せず、
新居が決まるまでいさせてと、実家に戻ってきました。

それが、ちょっと失敗だったかも??という事態になっているそうでして。

結婚が面倒になってきたらしいです
家が天国・・・だからじゃないかと言っていました


友達は、家事を完璧にこなす人なんです。
仕事を持っているのに、掃除、洗濯、料理、手を抜かないし、
子ども達の送り迎えはもちろん、
子どもが帰って来る頃を見計らって、子ども部屋の冷暖房を付けてあげたりもします。

自分で、過保護だと認めているし、
「どうしてもやってあげたくなっちゃう」って。


息子さん、ひとり暮らしを始めて、全部自分でやらないといけない生活になって、
不自由を感じただろうけど、それなりに慣れてきていたと思うんです。

久しぶりに実家に帰って生活すると、帰れば食事はできているし、
洗濯もしてくれているし、部屋の掃除もしてある。

自分は何もしなくていい。
そりゃあ、なんて快適なんだ~って思っちゃうでしょうね。
ひとり暮らしをしていただけに余計にね。

結婚しても、彼女は仕事は引き続きバリバリするし、
家事は当然、分担。

そのつもりでいるけれど、
今、息子さん、仕事がとても忙しいのに、他の仕事も任されていて、
帰りも遅いので、それで家事の負担のことを考えると、
ちょっと憂鬱になってしまうようです。

もしかしたら結婚、辞めちゃうかもとか?

実家に帰ってこなければ、そうはならなかったんじゃないかと。
帰ってきたのは失敗だったかも~と言っていました。



友達が、過保護であると自覚しながらも、
「どうしてもやってあげたくなっちゃう」ということですが。

やはり、これは生い立ちが影響しているように思います。

ネグレクトで、時には折檻も受け、
親の愛情を一切感じることなく育ち、
今でも親に対して愛情を感じることない自分自身にも苦しんでいます。

実家に遊びに行った。親と旅行した。親の体調が心配・・・
そういった友達の言葉を聞くと、
そうできない。そうは思えない自分と向き合わされ、辛くなるのだと思います。

「絶対、あんな親にはならない」
「自分は絶対、同じことをしない」

そういう気持ちが強いです。

自分がして欲しかったこと。
世話を焼いてほしかったこと。

それを子どもにしてあげることで、
過去の自分を満たしているようにも感じます。

それが少し過保護であったとしても、
連鎖を断ち切ることができたんだもの。
それは本当によかったと思います。

それに、過保護だとしても過干渉ではないですから。

親の価値観を押し付けることはないし、
やりたいと言ったらやらせる。
辞めたいと言ったら辞めさせる。
子ども達に決めさせています。

手をかけてあげるからといって
子どもの自立を妨げていることはなく
きちんと「愛情」として伝わっているなと思います。

皆、お母さん思いだし、優しいし、
それぞれの道、頑張っているし、
私からしたら、ほんと羨ましい限りです。


今の息子さんの結婚への躊躇?がちょっと心配ですが、
単に、一時的なマリッジブルーかもしれないし。
結婚したら二人の生活に慣れて、なんてことないかのように過ごすかもしれないしね。


そうであったら・・と思います。






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