MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

サヴァリッシュのモーツァルト40番

2019-04-10 21:35:56 | 音楽夜話(クラシック)
Mit dem Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks
Wolfgang Amadeus Mozart: Symphonie g-Moll, KV 550
(Wolfgang Sawallisch)

今日の1曲はたまたまバイエルン放送協会のネット局で収録された
モーツァルトの40番。サヴァリッシュ指揮のもの。

サヴァリッシュはチェコ・フィルと38・39・40・41と後期の交響曲作品を
録音している。モーツァルトの交響曲録音は数少ないようだ。

たまたま、ネット収録した、彼の40番バイエルン放送交響楽団の演奏。収録日時は
わからなかったが、楷書の演奏で、ピリオド奏法何のそのという、モダンオケでも
これだけの演奏が出来るという模範演奏だった。

「疾走するかなしみ」というフレーズが出てくるが、もうそれを語る世代でも
ないのかもしれない。

久しぶりに40番聴いた。サヴァリッシュは、ピアノの名手でもあり、
モーツァルトなんかも伴奏で上手にこなしたのではないかと思われ、
オペラが得意という事もあるが、N響とかなり長い間演奏活動をしていた
印象が強く、コンサート指揮者かとばかり思っていたが、そうでもなく、
思わぬところでモーツァルトの録音が少ないという事がわかった。
思わぬところでいいもの聴いた。

Round About Midnight (MILES DAVIS)

2019-04-10 00:32:58 | 音楽夜話(ジャズ)
Miles Davis - Round About Midnight (1956)
https://www.youtube.com/watch?v=sCRjn79DL74&list=RDw6PfwriXJbs&index=12

昔、何かの小説の一節に、「気の利いた男は、jazzレコードを何枚か持っていて、
気心知れた女性と夜更けに聴く」というのがあった。

私は気の利かない男だから、ちょっとレコードを集めたこともあったので、按配のいい
「何枚か」というところにならなかったし、当然、夜更けに気心知れた女性と聴く
という事もなかった。

マイルスのミュートのかかったトランペットの鳴りが、深夜の空気をつんざく。
セロニアス・モンクの「ラウンド・アバウト・ミッドナイト」通称(ラウンドミッドナイト)
は、スタンダードになって久しいが、この様な曲をそれ風に演奏するのは、なかなか
難しいのではないかと思う。

マイルスのトランペットで歌う歌は歌詞がないものの、聴き手に伝わる。聴き手の思いの
中に入り込んで、何か引き出す。それを聴き手は許す。心の奥底にあるものを
ツマミ出してくる。深夜のしじまの中にそれは浮かび上がり、しばらく味わってから
うっすらとなって消えていく。そして聴き手は楽になるのだ。マイルスの何かに癒される。
彼の演奏はクールだ。

PERSONEL
Miles Davis – trumpet
Paul Chambers – bass
John Coltrane – tenor saxophone
Red Garland – piano
Philly Joe Jones – drums