MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

キース・ジャレット スタンダーズVOL1

2019-04-24 09:46:48 | 音楽夜話(ジャズ)
キース・ジャレット スタンダーズVOL1

もうこのトリオ、今は存在しないのだけれど、
30年以上前からアルバムを出している。

彼らの挑戦はすべてはここから始まった様な
ところがある。

VOL1と2スタジオ録音だけれど、1はとにかく
よく聴いた。耳タコまでいかないにしても、
頭からとなると、やはりこのほの暗いマイナームードの1曲。
ミー二ング・オブ・ザ・ブルース

来日公演を聴きに行った時、彼らの演奏が途中から聴き手を離れて、
彼らの中で音楽が完結しているようなトリオの世界を聴かせてもらった。
置いてきぼりになった感覚はあったが、そんな鑑賞体験も最初で最後だった。

それからの彼らは、ライブ録音を発表し続けていて、それが彼らの音楽表現の
行きつく場であるような感じさえした。高みを目指し挑戦し続けた。30年の
歳月を経て、彼らは解散したが、このアルバムから始まっていることは間違いない。

keith jarrett standards vol.1
https://www.youtube.com/watch?v=RmHG5WFgALI&list=OLAK5uy_m0gvbRCZYoxlB_r_zSbo_2RmISmDiO-DM

  ART PEPPER+ELEVEN

2019-04-24 07:34:29 | 音楽夜話(ジャズ)
  ART PEPPER+ELEVEN

たぶん、ART PEPPERのアルバムで、
一番最初に好きになった1枚。
確かに、モダン・アートも
ミーツ・ザ・リズムセクションも
凄かったり、聴いてていいのだけれど、
やはり、好きなのは+ELEVENだった。

アート・ペッパーは、前期と後期に
活動期間がわかれ、プレイスタイルも
変わって行ったところから、ファンの間でも
別れるところがあるという。
ここでのプレイは、アドリブソロの魅力だろうか。

名曲のビッバンドのいい意味でのカラオケに、
アートが乗っかってバリバリ吹いており、
ある意味ジャズ初心者にもわかりやすいという感じはある。
往年の名曲に果敢に挑んでものにしている。
バックは楷書で、ペッパーは草書という、
なかなかな1枚だと思う。
バックがビッグ・バンドで、なかなかこのような
編成で聴けるものが少ない気もする。

1曲が短く、有名なナンバーが沢山聴けるというのも
初心者も含めて味噌だと思う。
こういう企画を考える、コンテンポラリーレコードも
凄い。

Alto Saxophone – Art Pepper, Bud Shank (tracks: 2, 6, 9, 12, 15),
Charlie Kennedy (tracks: 1, 5, 7, 11, 13),
Herb Geller (tracks: 1, 3 to 5, 7, 8, 10, 11, 13, 14)
Arranged By, Conductor – Marty Paich
Baritone Saxophone – Med Flory
Bass – Joe Mondragon
Drums – Mel Lewis
French Horn – Vince De Rosa*
Piano – Russ Freeman
Producer – Lester Koenig
Recorded By – Roy DuNann
Remastered By – Tamaki Beck
Tenor Saxophone – Bill Perkins (tracks: 2 to 4, 6, 8 to 10, 12, 14, 15),
Richie Kamuca (tracks: 1, 5, 7, 11, 13)
Trombone – Dick Nash
Trumpet – Al Porcino (tracks: 2, 6, 9, 12, 15),
Jack Sheldon, Pete Candoli (tracks: 1, 3 to 5, 7, 8, 10, 11, 13, 14)
Valve Trombone, Tenor Saxophone – Bob Enevoldsen

Art Pepper + Eleven (1959)
https://www.youtube.com/watch?v=LWJw216hhlo