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ザルツブルグ音楽祭より モーツァルテウム・オーケストラ・ザルツブルグ演奏会

2019-08-15 12:11:54 | 音楽夜話(クラシック)
Salzburger Festspiele
Mozarteum Orchester Salzburg

Leitung: Riccardo Minasi
Wolfgang Amadeus Mozart: Symphonie Es-Dur, KV 16;
Serenade D-Dur, KV 239 - "Serenata notturna";
Symphonie A-Dur, KV 114;
Symphonie C-Dur, KV 425 - "Linzer"
Aufnahme vom 28. Juli 2019

ザルツブルグ音楽祭より
モーツァルテウム・オーケストラ・ザルツブルグ演奏会

モーツァルテウム管弦楽団は、オーストリア・ザルツブルクに
本拠を置くオーケストラで、ザルツブルク音楽祭では、
モーツァルト・マチネやセレナーデなどで演奏する。ウィキより。

指揮リカッルド・(マサヒデ)・ミナージ(ミナシ)

指揮者については、1978年生まれ。ヴァイオリニスト・指揮者。
イタリアのバロックヴァイオリン界をけん引する実力者。
それ以上の情報は出ていない。色々な団体で演奏しアルバムも出ている。

【モーツァルト・マチネー①】
ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団
指揮; リッカルド・ミナージ

モーツァルト;
交響曲第1番 変ホ長調 KV16
「ド・レ・ファ・ミ」という音型。ジュピターでも使われている。
「始め良ければすべてよし」のモーツァルト。
なかなか実演にお目にかかれないので、ある意味嬉しい。
ホルンが立ち上がりから少し不安定なところがあったものの、次第に
上向き(ナチュラルホルンなのだろうか)で問題なし。
弦楽もノンヴィヴラート。モーツァルト時代はこうだったのかなと、
想像してみる。ゆったりした2楽章。雰囲気有る短調。
プレストの第3楽章。短いが急速で活発なフィナーレ。
聴けてよかった。

2つの管弦楽のためのセレナーデ ニ長調
KV239「セレナータ・ノットゥルナ」
行進曲の主題が耳に残る。わかり易い聴きやすい曲調。2楽章の第一ヴァイオリンの旋律が(トリオ付き)
なのだそうだ。ちょっと印象が変わる。
連続して演奏される3楽章。ティンパニーソロがある(笑いが起きている)。何があるのだろうか。
楽器叩いたりしている。コントラバスソロの周辺で笑いが起こる。モーツァルト何があるかわからない
世界になっている。面白そうだ。

交響曲第14番イ長調 KV114
このころは4楽章になっている。イタリア風も残しつつ、
ウィーン~オーストリア風になってきているという。
初期といっても、モーツァルト。聴きごたえはある。

交響曲ハ長調第36番 KV425「リンツ」
コンサートのトリは、タイトル付きの〆に相応しい1曲。
モーツァルトは連続して聴くにはちょっとコツがいるようだ。
漫然と聴いてると、それでもいい時もあるが、曲調が似通ってたり、
編成が近いと、同じ曲に聞こえたりして、厄介だったりする。
その曲のツボをわきまえて聴くことが、楽しむ秘訣かもしれない。
終楽章が印象的だった。


参考曲
Wolfgang Amadé Mozart - Clemenza di Tito Overture
Mozarteum Orchestra Salzburg, Riccardo Minasi
「皇帝ティートの慈悲」序曲
https://www.youtube.com/watch?v=TTnjbEa7G1E&list=RDTTnjbEa7G1E&start_radio=1#t=75



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