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朝のコンサート(バイエルン放送協会提供)

2020-01-27 07:06:17 | 音楽夜話(クラシック)
Symphonische Matinée

Das Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks

Leitung: Yannick Nezet-Seguin

Ludwig van Beethoven: Symphonie Nr. 2 D-Dur;
Igor Strawinsky: "Pulcinella-Suite";
Maurice Ravel: Klavierkonzert G-Dur (Helene Grimaud, Klavier);
Claude Debussy: "La mer"

バイエルン放送協会の朝のコンサートより。いつのコンサートなのか、掲載がないので
わからないのだけれど、たぶん近年なのではないのかと思う。
指揮のYannick Nezet-Seguin ヤニック・ネゼ=セガンはカナダ出身、2011年にバイエルン放響
デビュー、ソリストのエレーヌ・グリモーも2014年以降だったか、活動を再開している
ので、それ以降のコンサートだと思う。

全体的に若々しいというかしゃきっとして、音が立っていて、前に前に進むような感触の
コンサートだった。指揮者も1975年生まれの今年で45歳の俊英。マーラー、ブルックナー
等の録音もある。ある意味嘱望されてる一人。今回のドビュッシーの「海」も別団体での録音がある。
これも手の内の演奏で、オーケストラ・コントロールも上手い感じがした。

エレーヌ・グリモーも今年51歳になろうとするピアニスト。早熟のある意味天才肌の様なところがある。
フランス人ながら、お国ものよりドイツロマン派に傾倒してたりする。プログラムのラヴェルの1曲は
以前からよく演奏しているようで手の内に入っている。いくつか音源を聴いてみたが、その表現も含めて
独自の世界観を表しているようで引き込まれた。
なかなか素敵なマチネーだった。




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