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#ドミートリー・シシキン(ピアノ)#アルセンティ・トカチェンコ Arsenty Tkachenko指揮 #ロシア・ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団 モーツァルトP協20番 ブラームス交響曲第一番

2024-09-16 07:15:49 | 音楽夜話(クラシック)
9/15


01:00- 19.00- meloman.ru


モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K.466
ソリスト・アンコール:メトネル・4つのおとぎ話 Op26‐1変ホ長調
           スカルラッティー:ソナタ・ト長調 K13 L486


ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 op.68
オーケストラ・アンコール:ブラームス・ハンガリー舞曲第一番 ト短調


ドミートリー・シシキン(ピアノ)アルセンティ・トカチェンコ Arsenty Tkachenko指揮ロシア・ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団
2024年9月14日 モスクワ、チャイコフスキー・コンサートホールから生中継




20番といえば「アマデウス」。2楽章は特に。シシキンは92年生まれの30代の
ピアニスト。コンクール入賞歴も多く、活動を展開中。来日回数もあり、ヤマハのピアノを使っている。
「豊かな音を鳴らす秘訣は、自分の音をよく聴くこと」とインタビューで語っているように、
それらをすることで、神経の行き届いた音が発せられるようだ。確かによく考えられて
発せられた音はホールをめぐり耳に届く。録音でも言われてみると粒立ちとか、流れなどで
時折その演奏家独特の響きみたいなものが感じられることがある。そのようなことを
指しているのかもしれない。彼自身はロマン派に中心はあるようだけれど、レパートリーの
多そうな演奏家ゆえ、アンコールに答えて2曲奏された。指の良く回るスカルラッティーは
爽快な気分。


アルセンティ・トカチェンコ(指揮)は、検索にあまりかからず、ロシア内で活動している指揮者
なのかもしれない。割と堂々と恰幅のいいブラームスを展開しなかなかの実力者と見た。
終演後も会場は沸いた。
ロシア・ナショナルフィルハーモニー管弦楽団は「2003年にロシア大統領ウラディーミル・
プーチンとロシア文化省の主導により結成された。」(wiki)若い団体だけれど、実力ありそう。
優秀な人材を集めたであろう後が演奏にも出ている。アベレージは軽く超えてきている。
何度も書いているかもしれないけれど、放送録音に残るものは、早々変なものは出てこない。
アベレージ以上のものが提供されるので、お国柄の特色は別として、基本的演奏については
まず問題ないと思われることが多い。


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