MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

ナタリー・シュトゥッツマン指揮アトランタ交響楽団

2023-04-18 06:00:22 | 音楽夜話(クラシック)
4・14
11:00-13:00 22.00-24.00 GPB


ビゼー:歌劇「カルメン」~序曲
同:交響曲第1番 ハ長調
チャイコフスキー:バレエ音楽「くるみ割り人形」 op.71(抜粋)
ナタリー・シュトゥッツマン指揮アトランタ交響楽団
2022年12月8,10,11日 アトランタ、ウッドラフ・アーツ・センター内シンフォニー・ホール


ノリのいいカルメンの序曲で掴み、ビゼーの1番もノリがよく、後半の「くるみ割り人形」で
オケの実力を聴かせる。シュトゥッツマンの指揮ぶりは板についてきた。歌心がわりと表に
出ているけれど、必要十分なので、音楽が充実して聞こえる。チャイコフスキーのような
旋律美のあるものは特に相性がいいように聞こえた。ある意味聴きごたえがありました。



ダニエル・ハーディング指揮スウェーデン放送交響楽団演奏会 バッハ/ マタイ受難曲 

2023-04-18 05:57:41 | 音楽夜話(クラシック)
02:03-05:00 19.03-22.00 SRP2


 バッハ:マタイ受難曲 BWV244


ポール・アグニュー(テノール/福音史家)
クリストファー・モルトマン(バス/キリスト)
イダ・ファルク・ヴィンランド(ソプラノ)
アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(アルト)
マクシミリアン・シュミット(テノール)
シュテファン・ローゲス(バス)
スウェーデン放送合唱団および児童合唱団 Radiokören och barnkör
ダニエル・ハーディング指揮スウェーデン放送交響楽団
2008年


第一部。マタイの福音書より。イエスが捉えられ十字架にかけられるまで。
遠大なる音楽劇。今回は久々、歌詞を見ながら聴いた。今回の演奏は
歌唱・合唱・オーケストラ共、なかなか出来が良く引き込まれた。
マタイにしてもヨハネにしてもそうそう繰り返して聴けるものではなく
気持ちの乗った時でないと、聴きとおすことができない。
奏者も気持ちかなり入ってる感じで、指揮のハーディングも丁寧に劇的に
まとめている感じがした。何かこの演奏には引き込まれた。歌詞を見ながら
聴いていた事もあるけれど疲れる。第2部はまた後日に。ハーディングの
指揮は求心力のあるもので、引き込まれた。長丁場には多分休憩は必要だ。
集中が切れてしまう。
その意味では、演奏している側も大変な曲であることは間違いない。
バッハも腐心してはいるけれど、今日の演奏家といえども、頑張って
演奏しているように思う。


JACOB KOLLER JAPAN ジャズ・ピアニストがストリート・ピアノを弾いたら・・・。

2023-04-13 05:45:33 | 音楽夜話(ジャズ)
JACOB KOLLER JAPAN ジャズ・ピアニストがストリート・ピアノを弾いたら・・・。


たまたまネット見てたら、youtubeのJACOB KOLLERさんのサイトに当たった。
ストリート・ピアノを弾いていて、そこに来たプロミュージシャンとセッション
するというもの。行き当たりばったり、一期一会。JAZZの本道というか、
アドリブ・セッションが展開される。どのような開始から結末まで読めない
ので、JAZZの面白さが味わえる。
多分仕込みがなく、本当に行き当たりばったりでやっているならすごいし
面白い。途中解説のテロップが入っていて、展開が目で分かり耳で確認できるという
親切動画、これならジャズの面白みが体感できる。知らなくても自然に知れる。
曲も動画だと1曲単位の収録なので、何が出てくるかわからないし、その作りも
その時々なのでJAZZというものが味わえる。KOLLERさんのピアノも
指がよく回り、アレンジセンスも良く、相手のプレイも良く聴いて進めていくので、
JAZZのセッションがこういう感じで進められるというのも良くわかる。
登録が30万人いるというのも驚きだ。JAZZだけでなく、この方のファンということ
でもあろう。こういう音楽の広げ方もあるのだ。
まだまだ面白い取り組みは続いている。ストリート・ピアノは日々新しいものを生み
出しているのかもしれない。


JACOB KOLLER JAPAN
(208) Jacob Koller Japan - YouTube

ベアトリス・ラナ(ピアノ)アントニオ・パッパノ(指揮)サンタ・チェチーリア国立アカデミア 管弦楽団演奏会 シューマン交響曲第2番

2023-04-12 20:43:29 | 音楽夜話(クラシック)
4・10
BR-クラシック - ホリデーマチネ
サンタ・チェチーリア国立アカデミア管弦楽団
指揮:アントニオ・パッパノ
ソリスト:ベアトリス・ラナ、ピアノ


フランツ・シューベルト:交響曲ロ短調、D 759 - "未完成"
クララ・シューマン: ピアノ協奏曲 イ短調 op.7


ソリストアンコール シューマン/3つのロマンスOp28-2 第2番嬰へ長調


シューマン:交響曲第2番ハ長調


2022月4月11日、ローマのパルコ・デッラ・ムジカでの録音


未完成 モダンオケの定番の演奏のような感じ。特に大きくいじっている感じはない。
スムーズに曲が進んでいき、2楽章は長調の旋律が美しく奏されたのはよかった。 


クララ・シューマンの協奏曲は3月にヤニック・ネゼット・セガンとのアルバム版を
聴いた。今回はパッパノとの共演での実演。クララ・シューマンの曲は、色々
手が込んでいて聴いてくるとなかなかな曲なのではないかと思ったりする。
ラナはこの曲を名刺代わりにして弾きこんでいるようで、クララの良さを伝える伝道師に
なっているのではないかと思う。


シューマン2番。
もう少し切れがあると面白かったかなとも思うけれど、これは好みの問題なので
そういうことにしておく。

内田光子(ピアノ)リッカルド・ムーティ指揮シカゴ交響楽団演奏会 ベートーヴェンピアノ協奏曲第4番

2023-04-12 20:40:37 | 音楽夜話(クラシック)
4・10
10:00-12:00 20.00-22.00 WFMT


ベートーヴェン:劇付随音楽「アテネの廃墟」 op.113~序曲
同:ピアノ協奏曲第4番 ト長調 op.58
グラス:交響曲第11番(2017)


内田光子(ピアノ)リッカルド・ムーティ指揮シカゴ交響楽団
2022年2月17-19日 シカゴ、シンフォニー・センター




1曲目は4月3日に聴いた。こんなに早く2回目が来るとは。何か爽快感のある曲。
タイトルとは別に・・・。
ベートーヴェンの4番はト長調であり、聴きやすい側面を持つ。
3番の次に聴く回数が多かったかもしれない。
今日は内田さんで聴く。ベートーヴェンしている。美しいピアノ音。
没入感がすごい。ムーティー・シカゴ響も付けるだけではない自己主張もある。
やはりプロというものの引き出しは数多いのかもしれない。隙のない上手さが光った。


フィリップ・グラスの交響曲第11番は2017年の作品で3楽章40分弱。
アメリカの作曲家とアメリカのオケ。相手にとって不足はないムーティーの指揮。
どのような塩梅になるのか。
ミニマル・ミュージックのようなフレーズの繰り返しもあり、美しい旋律も出てきたり、
なかなか工夫された作品なのではないかと思った。厚みのあるオケが鳴ると迫力もあり、
やはり、ネームバリューのある作曲家だけのことはあると思う。
ミニマルの旋律が耳に残りヘビロテする感じになるのは意外だった。