MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

マリア・ジョアン・ピレシュ(ピアノ)グスターボ・ヒメノ指揮ルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団演奏会 ベートーヴェンピアノ協奏曲第3番

2023-04-12 20:38:08 | 音楽夜話(クラシック)
410


05:00-07:00 22.00-0.00 Radio100,7




1ルトスワフスキ:管弦楽のための協奏曲(1954)
2ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 op.37
(オケ&ソリストアンコール)バッハ:チェンバロ協奏曲 ヘ短調 BWV1056~Largo


マリア・ジョアン・ピレシュ(ピアノ)グスターボ・ヒメノ指揮ルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団
2023年2月3日 ルクセンブルク、フィルハーモニー


当日このような曲順で演奏されたのかわからない。3・4曲目はモーツァルトのピアノ協奏曲だった。
とりあえず、この2曲を聴いた。バルトークのような感じの曲。ルトスワフスキはポーランドだったけれど、
バルトークはハンガリーで年代が少し違うか。切れの良い管弦楽曲と聴いた。オケの演奏は難しいのだろうな。


ピリスのベートーヴェンはあまり耳にしたことはないかも。どちらかというと現役時代はモーツァルト寄りの
聴取だったように思う。時々、このようにステージに上がるためにはやはりそれ相応の練習が必要に思う。
ピアノから離れられない日々を送っていることと推察する。2014年に3&4番でリリースされている。


2017年に引退表明してから、コンサート数は減ったものの、ステージには上がっているようだ。
一昔前くらいにリリースされてはいるが、そののちも手の内であることはすばらしい。
1944年生まれだから、今年79歳で現役。ピアノの腕もまだまだ曲を選べばアベレージは超える。


デネシュ・ヴァールヨン(ピアノ)アンドラーシュ・ケッレル指揮コンチェルト・ブダペスト演奏会 バルトーク ベートーヴェン交響曲第5番

2023-04-12 20:34:57 | 音楽夜話(クラシック)
4・10


03:41-05:00 20.41-22.00 BartokRadio


バルトーク: 2つの映像 Sz.46(1910)
同: ピアノ協奏曲第3番 Sz.119(1945)


(アンコール)同: 15のハンガリー農民の歌 Sz.71から


ベートーヴェン: 交響曲第5番 ハ短調 op.67
デネシュ・ヴァールヨン(ピアノ)
アンドラーシュ・ケッレル指揮コンチェルト・ブダペスト
2022年4月7日 ブダペスト、リスト音楽院大ホール


1曲目はフランス音楽的なところも聞こえる、バルトーク29歳ころの作品。
ちょっと重量感があり、18分ほどのものだけれどある意味おなか一杯になる。
バルトークのピアノ協奏曲もあまり聴いたことはなかった。コンクールなどでは
割と弾かれているようだけれど、スルーしてきたと思う。
妻に送られた1曲とかで、晩年、体調の悪さを押して作曲され、最後は第三者が
書き上げており、割と落ち着いた大人の音楽の感じがある曲に思う。3楽章の
大団円は集中して突き進む感があり、会場も沸いた。名曲かも。


後半はベートーヴェン。バルトークとのプログラム建てはどのような
構想によるものか。


5番はオーソドックスな演奏に思えた。でも、緊張感高揚感は十分で、ベートーヴェンの
意図しているものは伝わってきていたのではないかと思う。
モダンオーケストラの目指すものは何か。伝統的なものと新しいものとを
バランスよく取り入れ今のべートーヴェンを打ち立てることになるのかも。


ダスコ・ゴイコヴィッチ追悼。

2023-04-12 15:49:38 | 音楽夜話(ジャズ)
4/6 BR-KLASSIK JAZZ TIME  
ダスコ・ゴイコヴィッチ追悼。
https://www.br-klassik.de/audio/all-that-jazz-nachruf-auf-den-trompeter-dusko-goykovich-100.html


Goykovich / Pettiford: "But not for me" (Gershwin)
Album: Portrait - A 70th birthday celebration
Best.nr./Label: 9427-2 / Enja Records


Dusko Goykovich: "Balcan blue" (D. Goykovich)
Album: Swinging Macedonia
Best.nr./Label: o. A. / Enja Horst Weber


Dusko Goykovich: " Ballad for Miles" (D. Goykovich)
Aufnahme in Belgrad im Jahr 2008


Dusko Goykovich: "Old Fisherman's Daughter" (D. Goykovich)
Album: Swinging Macedonia
Best.nr./Label: o. A. / Enja Horst Weber


Dusko Goykovich: "Inga" (D. Goykovich)
Album: Soul connection
Best.nr./Label: 8044-2 / Enja Records


Dusko Goykovich: "The fish" (S. Mihanovich)
Album: Samba do mar
Best.nr./Label: 9473-2 / Enja Records


Dusko Goykovich-Quintet: "Five o'clock in the morning" (D. Goykovich)
BR-Aufnahme im Jazzclub Birdland in Neuburg an der Donau im Jahr 2011


WEITERE INFORMATIONEN
Jazztime
BR-KLASSIK - Jazztime: Jazztime
Jazz-Trompeter Dusko Goykovich ist tot: Der Sound-Poet vom Balkan


この番組が流れたのは4月6日。5日に逝去されている。Wikiの没後が出たのが
その後だったから、この番組の情報は確かなのかと思った。しかしながら、Wikiに
情報が出たので、番組が早めに追悼を行ったことが分かった。
71年のアフター・アワーズ位しか
聴いたことがなかったので、余りおなじみではなかったけれど、長寿だった。
番組では断片的に彼のアルバムを流したけれど、なかなか味のある演奏家だったと
いうことがわかる。 合掌。



ヒラリー・アーン(ヴァイオリン) ケント・ナガノ指揮ベルリン・ドイツ交響楽団演奏会     ブルックナー交響曲第4番(第1稿)

2023-04-12 15:45:26 | 音楽夜話(クラシック)
4/6




03:00-05:30 20.00-22.30 RBB


プフィッツナー:歌劇「パレストリーナ」~第1幕への前奏曲/第3幕への前奏曲(1917)
コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35(1945)


ブルックナー:交響曲第4番 変ホ長調「ロマンティック」
ヒラリー・アーン(ヴァイオリン)
ケント・ナガノ指揮ベルリン・ドイツ交響楽団
2004年3月24日 ベルリン、フィルハーモニー


プフィッツナーはロマン派のような旋律とちょっと複雑な和音で醸し出される音楽に
引き込まれる。ちょっと重めの旋律とオーケストレーションに作品の重さを感じる。
コルンゴルトは20世紀のVn協奏曲に数えられるようになった作品だとか。
終楽章の大団円も超絶技巧があるにもかかわらず、今回のハーンなどは果敢に
チャレンジしてアルバムにしている。二長調ト長調ニ長調と、Vnが鳴りやすい
調性で作られているという。


ブルックナーの4番は、ケント・ナガノ氏も録音を済んでおり、今回の演奏も
そのスコアで演奏されているのではないかと思う。版の問題はとんとわからないので、
聴いた感覚で書いている。彼の録音は(1874年第1稿)のものだ。


最初聴いたときには、ブルックナーの第2稿良く聴いていたものより、とっ散らかった
感じがして、その意味では、第2稿のほうが、整っていて聴きやすいものであることは確か。
それぞれの面白みがあるので、第1稿の方も聴きこんでいけばそれが感じられるかもしれない。
そんな感じで聴いていた。この版の録音も近年いくつかあるという。2稿がヘビロしている
耳には第一稿が入ってくるまでには時間かかるかも。演奏はかっちりとしていて、鳴らすところは
鳴らしていて、ダイナミックさを感じた。



ルネ・ヤーコプス指揮オランダ室内管弦楽団演奏会 バッハ:ヨハネ受難曲 BWV245

2023-04-12 15:40:54 | 音楽夜話(クラシック)
4.4
03:00-05:30 20.00-22.30 NL_Radio4


 バッハ:ヨハネ受難曲 BWV245


ヴェルナー・ギューラ(福音史家)
ヤニック・デブス(バスバリトン)
ブリギッテ・クリステンセン(ソプラノ)
ヘレーナ・ラスケル(アルト)
マティアス・ヴィンクラー(バリトン)
マルク・ミルホーファー(テノール)
カペラ・アムステルダム
ルネ・ヤーコプス指揮オランダ室内管弦楽団
2023年4月3日 アムステルダム、コンセルトヘボウから生中継


ヨハネの福音書からとられたものをもとに、歌詞が編まれ曲がつけられた。
2時間余りの大曲。ヨハネも何度か聴いた。しかしながら、真に入ったか
と言われれば、長すぎて全貌はつかめていない。それを長く聴き続ける
こともしていない。受難曲はやはり信仰がないと難しいのかもしれない。
それを踏まえて聴き続けることがむずかしい。
旋律を追いかけ、アリアを覚えていくこともこの年齢になるとなかなか。
でも時々、耳を傾けるくらいが関の山かも。
今回は歌詞を追いながら聴いた。今のところ1部で終了。
2部は80分を超える。バッハの森は年々深くなる。
今日はペテロが否認して泣き崩れる合唱で終わる1部で
再生を止めよう。次回はいつになるか・・・。
オランダ室内は古楽な響きを提供してくれた。
それらの楽器を使っているようだ。