HUDSON DERRINGER HI-STANDARD エングレーブ。
エングレが彫れたので、各パーツをキャロムのステンレスシルバーにて塗装する。グリップはタミヤカラースプレーのホワイトパール(半艶)。彫りにはつや消しスモークを墨入れ。
バレルをオープンさせると、開きすぎていたので、トリガーハウス(部品12)の形状に合う形で止まるようにバレルヒンジ部にチップを貼り付ける。
組み込み、バレルを開くとこの角度で以上開かない。
ハンマーシャフト(部品15)がトリガーハウスから、少し飛び出ている為、グリップを取り付けると浮いてしまう。(赤い丸部)
サイドプレートのシャフト部分を削り逃げてやる。(赤い丸部)
グリップを付けるとフレームのラインとずれている。
部分34のねじの頭が当たっているようだ。グリップ側の丸いリブを少し削る。(矢印部)
今回、一番の残念は・・・
面出しの際に、バレルに斜めにラインが浮き出てきていたが、成型の油じわだと思いそのまま塗装した。しかし、それはクラックまで及んだものだった。瞬間接着剤で目地を消そうとしたが、せっかく彫ったエングレーブまで瞬間が流れていく。仕方なく支障のない部分だけしか埋められなかった。
店頭で新品を買ったのだが、売れるまでに多くのお客さんがカラ撃ちしたのだろう、カートリッジもストライカーによる傷ででこぼこだったので、ボール盤にて、磨きなおした。
完成写真。