少し前に製作した、Cz75のグリップ。
ブローニングハイパワーのグリップと一緒に依頼を受けた物。
参考に送っていただいた、グリップを採寸して、2Dデーターを作成。
デザインを3パターン考える。
プログラムチェックの為に、ABS樹脂にて試作品を作製。
Cz75のビスは、ねじの頭際までねじが切られていない。
なので、ねじを締めたときの頭の飛び出しは、高さが決まっている。
なるべく薄くという要望だったので、ねじ穴の頭が沈む凹寸法を低く設計したのだが、ねじを閉め込んでも、グリップが固定できない状態になってしまった。
やはり、試作は必要である。
このような、設計ミスを支給材で加工ミスしていたらと思うと、ゾッとする。
試作品に塗装をして、完成のイメージの確認。
そして、支給材のG10 グレー
ABS樹脂の試作品と見比べると、ねじの頭が沈む凹が違うのが解るかな?
おしまい