2000年11月17日
満開の桜の下で目覚めた男と女。
男は酔って起こした事件で謹慎中のエリート官僚。
女は、疲れた風俗嬢レモン。
彼女が故郷の北海道に預けている娘に会うための旅に、
男が同行することになるロードムービー。
嫌みなエリートそのものにしか見えない浅野君。
生きることにくたびれている三十路のキョンキョン。
キャスティングが絶妙。
ピンク?!のレンタカーで二人の旅する北海道は
うらぶれていて、ただっぴろくて、何もない大地だ。
開拓記念碑のようなものを見て男がつぶやく
『百年かかってこれかよ』
胸にずしんと来た台詞。
そう、美しい風景だけに人が生きているわけではないのだ。
相米監督は美しい北海道を映さないことで、
何を言いたかったんだろう。
とにかくキョンキョンがいい。
浅野君も酔っ払い演技が最高。
本当は飲めない人なのに。
希望へと続くラストがとてもステキだ
相米監督の映画、もっと沢山観たかった。
満開の桜の下で目覚めた男と女。
男は酔って起こした事件で謹慎中のエリート官僚。
女は、疲れた風俗嬢レモン。
彼女が故郷の北海道に預けている娘に会うための旅に、
男が同行することになるロードムービー。
嫌みなエリートそのものにしか見えない浅野君。
生きることにくたびれている三十路のキョンキョン。
キャスティングが絶妙。
ピンク?!のレンタカーで二人の旅する北海道は
うらぶれていて、ただっぴろくて、何もない大地だ。
開拓記念碑のようなものを見て男がつぶやく
『百年かかってこれかよ』
胸にずしんと来た台詞。
そう、美しい風景だけに人が生きているわけではないのだ。
相米監督は美しい北海道を映さないことで、
何を言いたかったんだろう。
とにかくキョンキョンがいい。
浅野君も酔っ払い演技が最高。
本当は飲めない人なのに。
希望へと続くラストがとてもステキだ
相米監督の映画、もっと沢山観たかった。