2000年11月24日
犬童一心監督作品、大島弓子原作。
心臓病を患って、
心臓が止まらないようにとずうっと生きてきた80歳の日暮里は、
ある朝、
まだ元気だった頃の20歳の青年として目を覚ます。
20歳なのに身体は思うように動かず、
周りの様子もすっかり変わっている現実を、
彼は夢だと思い込む。
そこに現れたホームヘルパーは、
彼がひそかに思いを抱いていたマドンナにそっくりの、
なりすだった。
日暮里は彼女に想いをよせていく。
もちろん、なりすには日暮里の姿は80歳の老人として見えているだが。
こうして一軒の古い屋敷の中で、
現実を夢だと思い込む老人と、
現実を生きている少女の奇妙な生活が始まった。
伊勢谷友介が日暮里を演じているのだが、
現実感がない役によくあっていた。
そして、現実をバリバリに生きているなりすを
池脇千鶴が上手に演じている。
この作品から、私は
池脇千鶴が好きになったのだ。
(「大阪物語」未見なので)
ラストもだが、
日暮里の日記をなりすが読んでしまう場面が
切なく、印象深い。
原作も大好きだが、
映画はファンタジーとリアルの混じり具合が
私の好みだった。
大島弓子原作としては
「毎日が夏休み」もいい作品だったなぁ。
犬童一心監督作品、大島弓子原作。
心臓病を患って、
心臓が止まらないようにとずうっと生きてきた80歳の日暮里は、
ある朝、
まだ元気だった頃の20歳の青年として目を覚ます。
20歳なのに身体は思うように動かず、
周りの様子もすっかり変わっている現実を、
彼は夢だと思い込む。
そこに現れたホームヘルパーは、
彼がひそかに思いを抱いていたマドンナにそっくりの、
なりすだった。
日暮里は彼女に想いをよせていく。
もちろん、なりすには日暮里の姿は80歳の老人として見えているだが。
こうして一軒の古い屋敷の中で、
現実を夢だと思い込む老人と、
現実を生きている少女の奇妙な生活が始まった。
伊勢谷友介が日暮里を演じているのだが、
現実感がない役によくあっていた。
そして、現実をバリバリに生きているなりすを
池脇千鶴が上手に演じている。
この作品から、私は
池脇千鶴が好きになったのだ。
(「大阪物語」未見なので)
ラストもだが、
日暮里の日記をなりすが読んでしまう場面が
切なく、印象深い。
原作も大好きだが、
映画はファンタジーとリアルの混じり具合が
私の好みだった。
大島弓子原作としては
「毎日が夏休み」もいい作品だったなぁ。