2001年6月23日
式日~儀式のある日、式を執り行う日(手元の辞書より)
藤谷文子が演じる奇天烈な格好をした少女は、
「明日は何の日か知ってる?」と問いかける。
「明日は私の誕生日なの」
でも翌日になれば、また同じ問いと答えを繰り返し続ける。
つまり、誕生日はやってこないのだ。
岩井俊二が演じる“カントク”
映画監督として成功を収めた彼が、製作に行き詰まり戻った故郷で出会ったのが、
その不思議な少女だった。
廃棄されたビルに自分の世界を創り、そこで生活をし、
奇妙な儀式と問いを日々続ける少女。
彼女を撮影し始めた“カントク”は、そこに潜む大きな闇に気づく。
狂気、までは振り切っていない少女の持つ心の闇。
初めての庵野映画。
「エヴァ」にははまっていなかったので。
最初は、アート系か?と思ったほど、観念と映像が奇妙に歪んで成立している映画だった。
でも、何故かとても切なく、愛しい映画だった。
少女に気持ちがシンクロして、少し泣いてしまったほど。
好き嫌いははっきり分かれる作品だろう。
そして、藤谷文子ってガメラだけじゃないです、侮り難し。
だって原作も彼女の作品だし。
式日~儀式のある日、式を執り行う日(手元の辞書より)
藤谷文子が演じる奇天烈な格好をした少女は、
「明日は何の日か知ってる?」と問いかける。
「明日は私の誕生日なの」
でも翌日になれば、また同じ問いと答えを繰り返し続ける。
つまり、誕生日はやってこないのだ。
岩井俊二が演じる“カントク”
映画監督として成功を収めた彼が、製作に行き詰まり戻った故郷で出会ったのが、
その不思議な少女だった。
廃棄されたビルに自分の世界を創り、そこで生活をし、
奇妙な儀式と問いを日々続ける少女。
彼女を撮影し始めた“カントク”は、そこに潜む大きな闇に気づく。
狂気、までは振り切っていない少女の持つ心の闇。
初めての庵野映画。
「エヴァ」にははまっていなかったので。
最初は、アート系か?と思ったほど、観念と映像が奇妙に歪んで成立している映画だった。
でも、何故かとても切なく、愛しい映画だった。
少女に気持ちがシンクロして、少し泣いてしまったほど。
好き嫌いははっきり分かれる作品だろう。
そして、藤谷文子ってガメラだけじゃないです、侮り難し。
だって原作も彼女の作品だし。
TBありがとうございました。
この作品、たしかに好き嫌いがわかれそうです。
映像の美しさもストーリーも、
けっこう好きだなあと思いました。
ラストの彼女の笑顔もすごくよかった。
もじもじ猫さんはとっても映画好きな方なんですね。
これからもちょくちょくおじゃまさせていただきますね。
ではでは。
「式日」は好きな部類に入る映画ですかね。見る人に考えさせるというか、変わっているというか、そんな映画が結構すきです。
最初のあのメイクは「なんじゃコリャ?!」とか思いましたけど。
確か、東京は写真美術館で上映されて、こちらでもマニアしか行かなそうな映画館で、ガラガラでした。
岩井俊二が嫌だ、と言ったかたもいましたし。
あの色彩も、私は好きでした。
またいらして下さいな。
・はち様
好き嫌い以前に、上記の理由で、そもそも映画館で見た人が少ないと思われます。
考える、させられる映画は私も好きですよ。
でも、コレは直にココロにきた感じでした。