もじもじ猫日記

好きなこといっぱいと、ありふれない日常

「大統領の理髪師」

2005-04-20 20:36:14 | 韓国映画
学も政治的な思想も無い町の平凡な理髪師。
彼が思いもかけずに大統領の理髪師になることになる。
その彼の周りで(国全体で)起こっていく出来事。

この作品には、韓国の暗い歴史が描かれている。
不正選挙、クーデター、ベトナム戦争、北のゲリラ、
そして民主主義の弾圧。
彼の息子もその被害者になる。
でも、少しも暗く描かれてはいない。
それは、物語の底に流れているのが
家族を守ろうとする父親の話だからだろう。
時代に揉まれながら、誰を恨むことなく、
息子を治そうと東奔西走する姿には、心をうたれる。

ソン・ガンホはお人好しで気のいい父親を見事に演じている。
ムン・ソリの母親もいい。
演技派の二人を揃えたキャスティングが、
物語を見ごたえあるものにしている。

韓流。
泣ける映画とか、美男子とかから入っても、
こういう韓国の歴史を描いている映画も沢山の人に見て欲しいものだ。
重くないからおすすめ。
(重くてもいい方には「ペパーミント・キャンディ」を)
もちろん、ただの物語としても楽しめる。
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いまごろいわれても~

2005-04-19 21:00:13 | Weblog
先日の熱はインフルエンザだったようだ、
と今日医者に言われました。
どーりでまだ不調なはずだ。
というわけで、映画も見たけど
今日は早寝しますっ。
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頭が回らない日

2005-04-18 23:24:58 | Weblog
って、前にもあったよな。
まぁ、
♪人間なんてララララ~
だもので、そんな日も多々あります。

でも、木村君のドラマ見て
「カットバックが面白いな」
と思い、
勢いでピンクレディーを見て
「まだいけるじゃん」
と思い、
”桜の下には死体が埋まっている”のは坂口安吾だっけか?
と思いつつ、
おねむな私です。

そうだ「エンジン」に
映画「カナリア」の石田君が出ていて
見る楽しみがまた増えたぞ。
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高田渡が・・・。

2005-04-17 21:25:25 | Weblog
フォークシンガーの高田渡が亡くなったのを知ったのは、
今朝PCを開いたとき。
ショックだ~。
もちろん、フォーク世代じゃないけれど名前は知っていたし、
曲も聴いたことがある。
「自衛隊に入ろう」は今聴いても、シュールに笑える。
マジで自衛隊が宣伝に使おうとした、という話もあったな。

映画「タカダワタル的」も観に行きたかったけど、
レイトだけなのであきらめてしまった。
なにより、吉祥寺の焼き鳥屋で昼酒をしている本人を見たことがあったので。
(はい、私も旅先の昼酒でした)
亡くなったのが釧路ということも・・・。

映画監督の岡本喜八、野村芳太郎。前に書いた建築家二人。
知っている文化人が亡くなるのは、
近しい人が亡くなるのとは違うショックがある。
時代というのは、こうやって変わって行くのだろうけれど。
が、56歳は若いだろう・・・。
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女子について考える

2005-04-16 23:38:13 | 考え事好き
自分も女子なんですが(あえて女子)
どーも女子同士独特の付き合いが苦手だ。
それは昔からで、
学生時代もトイレ友達なんて必要としていなかったが、
特に苦手なのは
遠まわしーな意地悪とか(直接的でももちろん嫌だけど)
遠まわしーに他人の悪口を言うとか、
よーく聞くと自慢話とか、
「今日ヒマなんだよね・・・」とだけメールしてきて
「じゃ、お茶でもする?」とこっちから誘うのを待っている人。

今日会った人がそういう人でした。
深い付き合いの人じゃないので、
観察しながら距離を保っていますが
(だって昨日の友は今日の敵なんだもん、話聞いてると)
『女とは難しい生き物じゃな』と思う私は、
『あんたが男だったら結婚したい』と二人に言われたことがあり、
男性に『俺より男らしいよね』とも言われたことのある男前な性格です。
いいのか悪いのか・・・、ふう。

こう見えたって、女の子なんだもん。
涙が出ちゃう時だって沢山あるっしょや。
(北海道弁で〆てみた)
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39.1度

2005-04-15 20:45:25 | Weblog
いやー、久々に発熱して大変でございました。

月曜の日記は書いたのが消えちゃったんですが、
火曜の夜から発熱してPCどこじゃなくって。

なにやら午後から調子は悪かったので、
ポカリを買って備えておいたらば、やはり夜遅くに38.4度まで発熱。
頭を冷やして解熱剤を飲んで、朝には37度台に下がったので病院へ。
インフルエンザかもしれないが、もう下火なんでひどくはならないのでは、
と抗生物質をもらうも「また熱でるかもね」と座薬をもらう。
むむ、熱さましの最終兵器じゃん。
その日の午後はなんとなくだるいかなー、くらいでしたが、
ウィルスちゃんは夜中12時過ぎに大暴れ開始。
悪寒で身体の震えがとまらない、歯の根が合わない、
なんて人生初めてくらいのものすごい状態が一時間続き、
パジャマの上にフリースを着て寝込んでいたら、こんなん出ました
39.1度。
久々だなー、39度台。最終兵器で下がらなかったら救急病院かー・・・。
と思ってましたが、なんとか下がりましたね。

でも、まだ体調が悪かったのと、
ほとんどポカリと少しのおかゆだったので体力が戻らなくて、木曜も寝たり起きたり。
今日やっとメールチェックやらをする元気がでたわけです。
でこに冷えピタ貼ってますが。
やっぱり健康が一番ですね。

そして、やっとご飯を作って食べる元気も出たので買い物に行って、
煮物用に小さいパックの日本酒を買ったら、ストローついてんのね。
日本酒好きだけど、ストローで飲んだらソッコー酔っ払うだろうな。
想像しただけで気持ち悪いけど、狙いはそこか?
まだ「酒飲みたいわ」までは回復してません。
本当の酒飲みは熱があってもビールのCM見ると飲みたくなるそうで、
私は酒飲みじゃないです、ふふ。
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かわいい人々

2005-04-10 21:51:01 | 好きな人
実は、SMAPファン歴10年。ごひいきは中居君。
でも、
それについて語るとディープな世界に行ってしまうので、
今回はファンの人々について。

あるサイトで
中居君の競馬の広告が週間プレイボーイの裏表紙になっていて
とてもカッコいい。
でも、週PBだから恥ずかしくて買えない。
という人続出。
月刊PBだとエロ度も高いけど、
週PBは余裕で買えます、私。
っていうか、好きなミュージシャンが出たとき
買ったことあるし。

普通にどーんとカウンターに置きました。
表紙を上に。
女として、恥じらいなさすぎかねぇ。
でもなぁ、
本屋さんもいちいち「この人がこんな本を?」
なんて考えていない気がするんだけどなぁ。

かわいいぞ、中居君ファンの皆さん。

そういえば、木村君の写真集を予約するのに
「頼まれたんですけど~」
とわざわざ言ったという人もいたな。

買うときに恥ずかしい本かぁ。
なんだろう?
ハードなエロ本?
買わないわ、どう考えても。
エロに使う金はないから。

本屋の首を傾げさせる買い方なら、
たまにあるかも。
アイドル雑誌と美術手帳と週間朝日
まとめ買いしたりするから。


話がずれるけど、丹下健三と清家清が死んでショック。
日本の建築の一時代が確実に終わったのね。
という会話をしようと思ったら、
皆、知らないのね。
うーむ。
私も建築に詳しいわけじゃないけど、
すごい大御所なんだよー!
都庁の設計したんだよー!
知らないか・・・。
ナンシー関を知らない人が沢山いたときもショックでしたが、
自分の世界と他人の世界というのは、
思いのほかリンクしてないものですな。
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「独立少年合唱団」

2005-04-09 22:24:55 | 映画・旧作
2000年12月21日

70年代が舞台。
父親を亡くし孤独になった少年、道夫は、
山の中の全寮制中学校“独立学院"に転校する。
その学校には、
いろいろな理由を背負った少年達が暮らしていた。
その中でも吃音のためいじめに合う道夫は、
美しいソプラノを持つ少年・康夫と出会うことにより、合唱を始める。
歌うときはどもらないのだ。

学院の合唱団の顧問教師・清野は、
山の中で静かに暮らしているが、かつては学生運動をしていて、
それに挫折していた。
そのことが後に康夫を巻き込み、
変声期を迎えたことと重なり、彼は歌えなくなってしまう。

康夫の声になるという道夫。
清野は現実を見るように二人に言うが、
康夫ひとりが破滅に向かっていく。


少年から青年に向かう不安定な美しさを描くために、
隔離された世界で合唱という設定なのだろうが、
それがみごとにはまっている。
少年達は、ほんの少しのきっかけで死へ転がりそうなほど孤独だ。

道夫と康夫の関係は、
本人達の思いとは違う部分で、美しく危うい。
首に巻かれる赤いスカーフの艶やかさ。
道夫役の伊藤淳史は「鉄塔武蔵野線」で注目していたが、
康夫役の藤間宇宙は中性的ではまり役。
清野役の香川照之にはこの作品で注目するようになったほど、好演。
(その後伊藤淳史は順調に活躍してるが、
藤間宇宙はなんだか普通の男の子になってしまった。残念)

ストーリーだけ書くと少女マンガのようだが、
美しい映像と合唱と、現実を一人で体現している清野の存在で、
すばらしい作品になっている。
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オトナ語

2005-04-08 21:30:19 | BOOK
4月いっぴになんにも書いてなかった~。
と思って、
”いっぴ”ってそういえばオトナ語かぁ、
と気がついた。
で、文庫になった「オトナ語の謎」を買ってきました。
まだ少ししか読んでませんが、

『いつもお世話になっております。
××設計のSと申しますが、
うちのNがそちらに伺うことになって出ておりまして、
お手数ですが、着きましたら
会社に電話をいれるように伝えていただけますでしょうか』
と携帯が普及してない頃言ってたなー。
よどみなく。
めっちゃオトナ語だよね。

そういえば業種の違う友人に
『今日、直帰(チヨッキ)していいんだ』
と言ったら
すんごいはてな顔されたことあった。

深いぞ、オトナ語。
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憂歌団

2005-04-07 20:49:16 | 音楽
カラオケに憂歌団が沢山入っているのがあった。
”胸が痛い”や
”おそうじオバチャン”は
あるけど、
”ちっちゃなダイヤモンド”
”かぞえきれない雨”
”大阪ビック・リバー・ブルース”も
入っていたのだ。
どこのメーカーだっけかな?

もちろん、歌ったね。
一緒に行った人は「何?」
という顔をしていたが知ったことじゃない。

木村さんはドラマの「濱マイク」に出てたけど
勘太郎さんが何かやってるのも
ちらりと知っているが、
私にとってはやっぱ”憂歌団”なんだよなぁ。

勘太郎さんが”おそうじオバチャン”で
ピックをバキバキにするLIVE
もう一度観たいなー。

というわけで、今のBGMはベスト盤。
コメント (4)
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