たまたま見ていた「NHKスペシャル」、すごくおもしろかったです。
スポルディングコレクションに感動。
あれだけ鮮やかな色合いのまま残っている浮世絵の数々。
当時の輝きが垣間見られたようで
すごく感動しました。
あまり知られていなかった歌川国政のコレクションもあり、
鈴木春信の水絵、ツユクサで描かれたブルーの色彩の残った輪郭も
わずかながら見られたり、
安藤広重の浮世絵師としての葛藤も垣間見れたりと
ついついテレビに見入っちゃいました。
版元が手を加えた浮世絵。
絵を渡した時点で、絵師はもう何も言えない。
国政もそうですが、
やはり人々が要望するものを描かないといけない、
けれども自分が描きたいものを描きたい、
そういう葛藤はかなりあったのでしょうね。
保存のため、展示はしてはいけない、
いわゆる封印のものばかりです。
スポルディングコレクションとは別に
山形に広重の肉筆画の掛け軸があったのですが、
ひじょうに心惹かれるものがありました。
特に桜の絵が印象的でした。
浮世絵の風景画に筆納めをして、肉筆画へと転身しようとした広重。
けれど最後の最後にやはり浮世絵にもどったそうです。
震災で被災した人々。
たちむかう人間の力を描いていこうとした姿勢に心打たれました。
最後の浮世絵は両国の花火大会の絵でした。
きっと彼の人生も花火のようだったのでしょうね。
スポルディングコレクションに感動。
あれだけ鮮やかな色合いのまま残っている浮世絵の数々。
当時の輝きが垣間見られたようで
すごく感動しました。
あまり知られていなかった歌川国政のコレクションもあり、
鈴木春信の水絵、ツユクサで描かれたブルーの色彩の残った輪郭も
わずかながら見られたり、
安藤広重の浮世絵師としての葛藤も垣間見れたりと
ついついテレビに見入っちゃいました。
版元が手を加えた浮世絵。
絵を渡した時点で、絵師はもう何も言えない。
国政もそうですが、
やはり人々が要望するものを描かないといけない、
けれども自分が描きたいものを描きたい、
そういう葛藤はかなりあったのでしょうね。
保存のため、展示はしてはいけない、
いわゆる封印のものばかりです。
スポルディングコレクションとは別に
山形に広重の肉筆画の掛け軸があったのですが、
ひじょうに心惹かれるものがありました。
特に桜の絵が印象的でした。
浮世絵の風景画に筆納めをして、肉筆画へと転身しようとした広重。
けれど最後の最後にやはり浮世絵にもどったそうです。
震災で被災した人々。
たちむかう人間の力を描いていこうとした姿勢に心打たれました。
最後の浮世絵は両国の花火大会の絵でした。
きっと彼の人生も花火のようだったのでしょうね。