瀬戸内寂聴さんの「釈迦」を読みました。
おもしろかったのですが、このタイトルは「釈迦」とするよりは「釈迦の弟子」としたほうがよかったかもしれません。
釈迦が中心ではなく、釈迦の弟子が中心のお話になっています。
釈迦の弟子のお話はすごくおもしろかったのですが
肝心の釈迦自体の人物像があまり浮き上がってこなかったんですよね・・・。
尼僧のお話がすごく生き生きとしていました。
おそらく瀬戸内さんの得意分野であろう、愛についてのお話が
すごく重厚に語られていました。
なぜに「釈迦」のお話なのにここまで艶っぽい話になるのか・・・。(^_^;)
女性たちも多々登場するのですが
あまりにも強烈な女性陣の影に
釈迦の存在が薄くなってしまっているようです。
人間愛の話ではなく、男女間の愛のお話が中心になってるようです。
物語としてはおもしろくてあっという間に読めたのですが
はたして釈迦のお話になっていたかどうかは疑問です。
釈迦の苦悩もあまり伝わってこず、
ただ飄々とした感じの釈迦でした。
おもしろかったのですが、このタイトルは「釈迦」とするよりは「釈迦の弟子」としたほうがよかったかもしれません。
釈迦が中心ではなく、釈迦の弟子が中心のお話になっています。
釈迦の弟子のお話はすごくおもしろかったのですが
肝心の釈迦自体の人物像があまり浮き上がってこなかったんですよね・・・。
尼僧のお話がすごく生き生きとしていました。
おそらく瀬戸内さんの得意分野であろう、愛についてのお話が
すごく重厚に語られていました。
なぜに「釈迦」のお話なのにここまで艶っぽい話になるのか・・・。(^_^;)
女性たちも多々登場するのですが
あまりにも強烈な女性陣の影に
釈迦の存在が薄くなってしまっているようです。
人間愛の話ではなく、男女間の愛のお話が中心になってるようです。
物語としてはおもしろくてあっという間に読めたのですが
はたして釈迦のお話になっていたかどうかは疑問です。
釈迦の苦悩もあまり伝わってこず、
ただ飄々とした感じの釈迦でした。