忘れな草の花籠

確かハンドメイドブログだったはず・・・

講演会

2022-08-29 13:40:54 | おでかけ
今日も涼しくて秋の気配ですね。
スーパーの店頭にも秋らしいものがたくさん並んでいて目の毒です。
そして台風も気になりますね。
これからシーズンになる(イヤ)かと思いますが
くれぐれも気をつけましょうね。

そうそう、日渡先生の原画展が渋谷で開催されるようです!
ヤバい、行きたすぎる・・・。




この時期、行きたいところたくさんあって困ります。

さてさて昨日はお茶の水のほうまで行ってきました。雨の中。
森井先生の新刊(「神の詩」の4巻5巻)出版記念の講演会があり、
悩みに悩んでいくことにしました。
こんな機会、またとないし
一度ぜひ本物の森井先生を拝顔し、お話を聞きたかったので。

会場はホテルだったのですが
案の定、行くまでに迷いました。←時間はちゃんと余裕みてます
近くに湯島聖堂があったので
寄ろうと思ってました。
以前も訪れたことがあるのですぐにわかるだろう、と思いきや、そこは私です。
一本曲がる道を間違えてどんどん遠くにいってました。(涙)
履きなれてる靴のはずなのに
なぜか靴ずれができてしまい、歩くと足がとっても痛みます。

     

     

なんとか地図とにらめっこして
聖橋を発見して無事に湯島聖堂にたどりつけました。
ひさしぶりです。
3年ぶり?
そういえばこちらでも御朱印がいただけるようです。
貼り紙がしてありました。
(時間なかったしそもそも御朱印帳をもってきてなかったのでもらいませんでしたが。)
ん?こちらはお寺?神社?
聖堂なんですよね?
前回もパワーをもらったスダジイ、今回も存在感に圧倒されます。
湯島聖堂までくればあとはだいじょうぶ。
なんとか無事にたどりつけました。

     

夏らしいしつらえ。
開場まで時間があったのですが
けっこう人は集まってました。
新刊が先行販売されていたので
さっそく購入しました。
あとでサイン会があるそうなのですが
すでに新刊にはサインがされてありました。感激。

そしていよいよ開場です。
配信では何度かお話を聞いたことがあるのですが
実際の講演会に参加するのは初めてです。
ナマ啓さま(←編集長さんは啓サマと呼んでいるらしい)です。

     

ご年配のはずなのにほんっと若々しい。
山登りがご趣味だそうで、鍛え方がハンパないです。

今回のテーマは「心」です。
ちなみにこの「神の詩」は聖典・バガヴァッドギーターの詳細な解説書です。
ヒンドゥー教の聖典なのでインド哲学やら仏教やらとも深い関係があります。

「心」についてのお話。
「心」は実は見えるのです。
いや、凡人には見えませんが。見える人には見えるそうです。
精妙な光で構成されているそうです。
そして人々の思いも行動もすべて「心」が命令しているのです。
なので心は最良の友であり、心こそ最大の敵であるのです。

そして心は4つの要素によって構成されているのです。
それが
アハンカーラ
チッタ
ブッディ
マナス

です。
アハンカーラは自分と他人を分ける、「私」というものをつくる道具の役割。
チッタは心の基本的粒子で真我を包んでいます。サムスカーラ(いわゆる負のカルマ)を貯蔵しているのもここ。
スマホが真我だとしたらチッタはスマホを保護する保護フィルムのようなものだそうです。
ブッディは理知的な能力。
マナスはいわゆるマインド。思考や欲望を発生させるところで宇宙でもっとも速い物質で激しく動くとのこと。

この心の4つの要素に3つのグナと呼ばれる性質が加わって心が変化するのですね。
3つのグナ、出てくるたびにわけがわからなくなってくるのですが
今回のお話で少しだけわかるようになった気がします。
文章を読むだけではわかりづらかったところを
丁寧に説明してくれるのでありがたかったです。

ちなみに心に寿命はあるそうです。一瞬だけ。一瞬だけのいのちですぐに生まれ変わるそう。
そして「心」はどこにあるのでしょうか?
実は2か所にあるそうです。
アハンカーラとチッタのセンターはハート。心臓の中心部分。
ブッディとマナスのセンターは頭頂部にあるそうです。
心のセンターは心臓と頭の2か所にあるそうです。
私には見えませんが。

そしておもしろかったのが「心」という漢字。
実はこれは4つの要素を表しているそうです。
一画目(いちばん左ですね)はアハンカーラ。
そして二画目(長い部分)はチッタ。
三画目はブッディ、四画目はマナス。
チッタは心のお皿。
アハンカーラはいうことをきかないのでお皿の外。
お皿の上にのっかっているのはブッディとマナス。

そしてこの4つの要素が止滅すると
心→一に変化するそうです。
チッタの働きのみ残るそうです。

聖典には比喩のような感じで描かれているそうです。
聖書にある「ヨブ記」のヨブの物語もそうだそうです。
これも丁寧に説明してくれました。おもしろかったです。
そんな風に読み取るんだ~と驚き。
詳細は省きます。(長くなるんで)
心を正しく使う物語だそうです。
そしてサムスカーラ(負のカルマ)をかりとる物語でもあるそう。

チッタと宇宙の関係により、
「どんな試練であっても乗り越えられるシステムになっている」そうです。
・・・ヤバい!これ、夢で見たやつやん。
一週間前ほどに見た予習もやらずに教壇に立たなきゃいけなかったあの夢。
「超えられない試練はない!」と思った夢。←やたらと印象に残った夢
あの夢はこの話につながっていたんですね~。驚きです。

ヨブ記だけでなく、お釈迦さまのお話もチベットのお話もありました。
お釈迦さまは心の統一をおすすめしてくれているのです。
心はいつも揺れ動いている、その心を鍛えることが大事だと。
肉体を鍛えるように心も鍛えられるそうです。

日常生活を整え、呼吸に注意をはらい瞑想をする、これらをこころがけることによって
心は鍛えられるそうです。
そして心の正しい使い方を知ることが大事だと。
この世が天国だったり地獄だったり、すべて心の作用。

なんだか長くなりそうなのでこのあたりで書くのをやめておきますが
とにかく「心」の世界は奥が深い。
ちなみに講演会のお話、120分なのですが
90分を前置きに使ってしまったそうです。(笑)
おもしろくてもっともっと聞いていたかったです。
文章を読むだけではわかりづらかった内容を
画像で表してくれたのでとてもわかりやすかったです。
それにしても先生の知識、どれだけ豊富なんだか。
驚きです。

心をみがく一番の方法は内観する、とのことです。
内観することによって自分を見つめ、
やがてことばや行動が変わってくるとのこと。
いつか自分の心の光が見えるといいですね。

とても充実した内容でした。
新刊にはサインがしてありましたが
別の本も購入してしっかりサインをいただきました。


では今週もはじまりましたね。
本日も一日がんばりましょう!
よい一日を♪
コメント
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