高山清洲・世界平和 人類みんな兄弟

世界平和に導く為の語録

福島の真実が、わずかながら漏れてきた!

2014-08-31 12:09:54 | 

 

「吉田調書」全容判明!

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 東京電力福島第一原発事故をめぐり、政府の事故調査・検証委員会が現場の指揮を執った吉田昌郎元所長=昨年七月死去=から当時の状況を聞いた「聴取結果書(吉田調書)」の全容が三十日、判明した。

 共同通信が入手した調書で吉田氏は、2号機の原子炉水位が低下し危機的状況となった事故発生四日目の二〇一一年三月十四日夜を思い起こし「われわれのイメージは東日本壊滅。本当に死んだと思った」と述べるなど、過酷な状況下の心情を吐露している。

 吉田氏の証言は他の聴取対象者の証言とともに政府事故調が一二年七月にまとめた最終報告書に反映された。政府は近く、吉田氏の調書を公開する。

 一一年三月十五日に東電が第一原発から「全面撤退」すると政府が解釈したことには「逃げていないではないか」と怒りをあらわにし、現場の状況を理解しなかった首相官邸や東電本店に対しての不満も口にしている。

3号機の爆発で一時、多くの行方不明者が出たことについては「四十何人不明という話で、その時死のうと思った。本当に亡くなっているなら、腹切ろうと思った」と語り、作業員の安全を強く意識していたこともうかがわせた。

事故初期段階に、1号機原子炉を冷却する非常用復水器(IC)を当直員が停止させた。機器や圧力容器の損傷を防ぐためだったが、吉田氏には情報が伝わらず「確認すべきだった。猛烈に反省している」と述べている。

 吉田氏の調書はA4判で約四百ページ。吉田氏は生前、「記憶の薄れ、混同で事実を誤認している部分もあると思う。内容の全てが事実であったかのように独り歩きしないか危惧している」として非公開を望んでいた。

しかし政府は、調書の内容を複数の報道機関が報じ「このまま非公開とすることは、かえって本人の意思に反する」と公開を決めた。

<政府の事故調査・検証委員会> 東京電力福島第一原発事故で政府が2011年6月に設置した第三者機関。畑村洋太郎東京大名誉教授を委員長に、研究者や法曹関係者ら計10人で構成。技術顧問のほか、社会システム、事故原因、被害拡大防止対策のチームごとに調査に当たった。検察庁や国土交通省など各省庁からの出向者が事務局を務めた。

菅直人元首相ら事故当時の閣僚や東電幹部など関係者計772人を約1500時間にわたり非公開で聴取。12年7月に最終報告書をまとめた。

ようやく真実らしきものが発表されましたが、これすら完全なものではないでしょう!

 
 

 


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