致死率50%「疾病X」(生物兵器)とは何か、次なるパンデミックに日本国民は備えなければ大量死する!!
世界中から日本にウイルス兵器が持ちこまれているというのに、入国時に発見することが出来ない「人間兵器」だから、入国時には「発症」していない!!
致死率50%と言われる「疾病X」、パンデミックは防げるのか!!
「疾病X」!!
いかにもX(旧ツイッター)のオーナー、イーロン・マスク氏がでっち上げたよう聞こえる言葉だが、実は未知の感染症に備えるため数年前に作られた。
エボラウイルスなど既知のウイルスに加え、新型コロナウイルス感染症(COVID19)を引き起こす新たなウイルスは脅威になる。
将来起こり得るエンデミック(地域的流行)やパンデミック(世界的流行)の際に早急に対応できるよう、ワクチンや治療薬、検査などの基礎となる技術開発を促す考えが背景にある。
1.疾病Xとは?
幾分謎めいた名称は、現在知られていないが深刻な脅威となる病原体が引き起こす疾病を指す。
世界保健機関(WHO)が2017年、最優先と見なされる研究対象のリストにこの疾病Xを加えた。
リストには重症急性呼吸器症候群(SARS)やエボラウイルス病も含まれる。
スイスのダボスで開催されている世界経済フォーラム(WEF)年次総会の議題にも上がり、WHOのテドロス事務局長らが公衆衛生の当局者らと議論する。
19年末から広がり始めた新型コロナも疾病Xの一例だ。
野生動物が持つウイルスは数多くあり、これらがヒトを含めて感染拡大していくことで、人類が免疫を持たない感染症はさらに増える可能性がある。
2.なぜ疾病Xを研究するのか?
WHOが指摘するように、「横断的な研究開発上の早期準備を可能にするため」だ。
対策の必要性を思い知らせたのは、14年から16年にかけて西アフリカで流行した当時エボラ出血熱と呼ばれた病だ。
数十年にわたる研究にもかかわらず、危機発生時に活用できる製品がなく、1万1000人以上が命を落とした。
これを受けてWHOは、「優先すべき疾病」への対策加速で研究開発の青写真を作成した。
現在のリストには以下が含まれる:
- COVID19
- クリミア・コンゴ出血熱
- エボラウイルス病およびマールブルグ病
- ラッサ熱
- 中東呼吸器症候群(MERS)およびSARS
- ニパウイルス感染症およびヘニパウイルス感染症
- リフトバレー熱(RVF)
- ジカウイルス感染症
- 疾病X
こんなウイルスが日本国内に持ちこまれて、容易に国民に感染して拡大するが、日本国の衛生状態が素晴らしいためにウイルスをバラまいても拡大感染しない!!
3. 次のパンデミックに備える研究状況は?
疾病Xに備える17年以降の準備が功を奏し、COVID19を引き起こしたウイルスの遺伝子配列が発表されてからわずか326日で、初のコロナワクチンが認可された。
現在、感染症流行対策イノベーション連合(CEPI)などはより早急な対応を可能にするため、100日以内でのワクチン開発を目指して35億ドル(約5200億円)規模の計画を推進している。
その他にも、以下のような取り組みがある:
- 国際保健規則の改正と新たな国際協定の策定
- 世界銀行が承認したパンデミック基金
- WHOがドイツ政府と共同で設立したパンデミックやエピデミックの情報収集拠点
- 人獣共通感染症を検知し、将来のパンデミックを阻止するためのグローバル・バイローム・プロジェクト(Global Virome Project)
- 米政府主導でCOVID19の次世代ワクチンと治療法を開発する50億ドル規模のプロジェクト・ネクストジェン(Project NextGen)
- 公衆衛生上の緊急事態を察知し、より効果的に対応するための全米ネットワークへの2億6250万ドル資金提供
- メルボルン大学と王立メルボルン病院が設立したパンデミック治療薬のためのグローバルセンター
それでもなお、保健システムの弱体化や反ワクチンなど反科学運動の広がり、各国政府における感染症対策予算の優先度低下など、こうした取り組みの障壁となる課題も山積している。
コンゴからの「疾病X」、コロナ禍を忘れ去った日本人に迫るパンデミック危機の正体
コンゴ民主共和国を襲った未知の病
これは「対岸の火事」なのか?
アフリカのコンゴ民主共和国(旧ザイール、以下「コンゴ」と記述)で、10月下旬に首都キンシャサから遠く離れた地域で最初に確認された「疾病X」と呼ばれる謎の病。
すでに数百人が罹患(りかん)し、数十人が死亡しました。
国際的な保健機関やコンゴ当局は調査チームを派遣しましたが、原因はまだ特定されていません。
現在、その感染症の致死率は50%に達するとも伝えられ、あのコロナ禍同様の世界的感染爆発も懸念されています。
症状はインフルエンザに似ており、発熱や頭痛、咳(せき)、鼻水、体の痛みなどが挙げられます。
比較的短期間で感染者が相次ぎ確認され、死亡率が高いこの「X」ウイルスですが、新型コロナウイルス同様、なぜ世界へ警告を発するのに時間がかかったのでしょうか。
日本ではあまり詳しい報道がないので、調べてみました。
「疾病X」の感染者は首都から約700km離れたコンゴ南西部クワンゴ州のパンジ保健区域に集中していて、この地域へは陸路で約48時間かかり、雨期にはさらにアクセスが困難になるとのこと。
世界保健機関(WHO)は現時点では、急性肺炎やインフルエンザ、新型コロナ、はしか、マラリアを潜在的な病因として挙げていて、Xウイルスを特定しているわけではありませんし、結論を得られるだけの検査も実施されていません。
前述のような既知の感染症や複数の病気が感染や死亡に影響しているのであれば、対応は可能でしょう。
野生動物に存在する膨大なウイルスは、新たな疾患の発生源になる可能性があると考えられています。
ウイルスがヒトなど他の生物種に感染し、ヒトが免疫を持たない感染症を引き起こす恐れがあるからです。
致死率50%という恐怖の数字が世界中に広がっているので、パンデミックの再来を懸念する外国の報道が多いのですが、現状ではコンゴで感染が確認されただけであり、主要な輸送ルートになっていないパンジ以外に感染が広がっているかどうかもまだわかっていません。
ただ、感染者にとっての症状は深刻で、特に幼い子どもが病に苦しんでいることは事実です。
感染者は全員が極度の栄養失調状態にあり、その多くは5歳未満でした。
そういう意味では今回の「疾病X」は、健康状態が異なる他の場所では同じように爆発的感染は起きないかもしれません。
実は、「疾病X」という名前自体が、この恐怖のウイルスを指す言葉ではありません。
この言葉は数年前、エボラウイルスなど既知の脅威ではなく、未知の脅威に対する医療面の備えを科学者らに促すことを目的に作られた言葉なのです。
比較的広範囲に及ぶエピデミックや、それよりも規模が大きいパンデミック(世界的大流行)の恐れがある将来の感染症の拡大に迅速に適応し、それに対応できるワクチンや投薬、診断検査といったプラットフォームの技術開発を働きかけるという発想で、作られた言葉と言っていいでしょう。
WHOのテドロス・アダノム事務局長は、患者から採取した検体を検査した結果、12例のうち10例でマラリアの陽性反応が出たことを明らかにしました。
「ただし一つ以上の疾患が関係している可能性もある」としています。
11月30日に専門家チームが現地に派遣され、12月10日にはWHOのチームも合流。引き続き検体を採取して流行の原因究明にあたっているというのが、現状のようです。
しかし、WHOの検査や報告を素直に信じていいものでしょうか。
新型コロナウイルスでのWHOの信じられないほどの対応の遅さと情報公開の杜撰さを考えると、わが国は今度こそ、きちんと準備をしなければいけないのではないかと考えます。